〒351-0111 埼玉県和光市下新倉2-10-3
駐車場8台完備

WEB予約がいっぱいでもご案内可能な場合がございます。
お電話でお問い合わせください。

医療法人令英会和光おとなこども歯科

WEB予約がいっぱいでもご案内可能な場合がございます。
お電話でお問い合わせください。

048-460-4600

親知らずの抜歯

Medical親知らずの抜歯

当院の親知らずの抜歯の特長

当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態を詳しく確認したうえで、安全性を第一に考えた親知らずの抜歯を行っています。
親知らずの生え方や周囲の神経・血管との位置関係は人それぞれ異なるため、必要に応じて歯科用CTで詳しく検査を行い、抜歯の難しさやリスクを事前に確認します。
抜歯は十分に麻酔を効かせてから行いますので、処置中の痛みはほとんどありません。また、できるだけ腫れや痛みを抑え、患者さまの負担を少なくできるよう丁寧な処置を心がけています。
抜歯後の注意点やご自宅での過ごし方についてもわかりやすくご説明し、安心して治療を受けていただけるようサポートいたします。

「親知らず」とは

「親知らず」とは

親知らずは、あごの一番奥に生えてくる永久歯で、通常は10代後半から20代頃に生えてきます。
正式には「第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)」と呼ばれ、「智歯(ちし)」という名前で呼ばれることもあります。どちらも同じ歯のことを指しています。
親知らずという名前は、大人になり親の手を離れる頃に生えてくることから付けられたといわれています。
親知らずの生え方には大きな個人差があります。

  • 4本すべて生える方
  • 1~3本だけ生える方
  • 生まれつき親知らずがない方
  • あごの骨の中に埋まったままの方

など、人によってさまざまです。

また、必ずしもまっすぐ生えるとは限らず、斜めや横向きに生えたり、一部だけ歯ぐきから顔を出した状態で止まってしまうこともあります。
正常に生えていて、しっかり噛み合い、毎日の歯みがきもしっかり行える場合には、必ずしも抜く必要はありません。
しかし、生え方によっては周囲の歯や歯ぐきに悪い影響を与えることがあるため、その場合は抜歯をおすすめすることがあります。

あごの大きさと関係する親知らずのトラブル

親知らずのトラブルは、現代人のあごの大きさとも深い関係があります。
昔に比べると、現代人は食生活の変化などにより、あごがやや小さくなる傾向があります。一方で、歯の大きさ自体はあまり変わっていません。
そのため、一番最後に生えてくる親知らずのためのスペースが不足し、正常に生えてこられないことが多くあります。
十分なスペースがない場合には、

  • 横向きに生える
  • 斜めに生える
  • 一部だけ歯ぐきから出る
  • あごの骨の中に埋まったままになる

などの状態になることがあります。
このような生え方をすると、歯ブラシが届きにくくなり、汚れや細菌がたまりやすくなります。

その結果、

  • むし歯
  • 歯ぐきの炎症
  • 親知らず周囲の腫れや痛み
  • 手前の歯への悪影響
  • 歯並びや噛み合わせの乱れ
  • あごの関節への負担

など、さまざまなトラブルの原因になることがあります。

そのため、症状がなくても定期的に親知らずの状態を確認することが大切です。

親知らずが痛くなる原因

親知らずが痛くなる原因の多くは、歯ぐきの炎症や細菌感染です。
特に親知らずは一部だけ歯ぐきから出ていることが多く、その周囲には歯ぐきがかぶさっている場合があります。
この部分には歯ブラシが届きにくいため、食べかすや歯垢(プラーク)がたまりやすく、細菌が増殖しやすい環境になります。
その結果、親知らずの周囲の歯ぐきが炎症を起こし、腫れや痛みが現れます。
この炎症は「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」と呼ばれ、20歳前後によくみられる症状です。

症状が強くなると、

  • 歯ぐきが大きく腫れる
  • 口が開けにくくなる
  • 飲み込むと痛い
  • 顔が腫れる
  • 発熱する

などの症状が出ることもあります。

また、仕事や勉強で忙しい時期や、睡眠不足、疲労、ストレスが続いている時は、体の抵抗力が低下し、炎症が悪化しやすくなるため、急に痛みが出ることがあります。
そのため、「普段は気にならないのに、疲れると親知らずが痛くなる」という方も少なくありません。

親知らずが引き起こすお口のトラブル

親知らずが引き起こすお口のトラブル

親知らずは、生え方によってさまざまなお口のトラブルを引き起こすことがあります。症状がなくても、知らないうちに周囲の歯や歯ぐきに悪い影響を与えている場合があるため注意が必要です。

歯みがきが難しく、むし歯になりやすい

親知らずが横向きや斜めに生えていると、歯ブラシが十分に届かず、毎日丁寧に歯みがきをしていても汚れを完全に取り除くことが難しくなります。
そのため、親知らずだけでなく、その手前の大切な奥歯までむし歯になる危険性が高くなります。
手前の奥歯は食事や噛み合わせに重要な役割を持つ歯です。この歯まで失ってしまうと、将来的なお口の健康に大きな影響を与えることがあります。

歯ぐきが腫れたり炎症を起こしやすくなる

親知らずの周囲には歯ぐきがかぶさっていることが多く、その隙間に細菌や食べかすがたまりやすくなります。
その結果、歯ぐきが腫れたり痛みが出たりする「智歯周囲炎(親知らずの周囲の歯ぐきの炎症)」を繰り返すことがあります。
炎症を繰り返すと、口臭の原因になるだけでなく、周囲の健康な歯ぐきにも炎症が広がることがあります。

歯ぐきを噛んでしまうことがある

上あごの親知らずが正常よりも長く伸びてしまったり、下あごの親知らずとの噛み合わせが悪かったりすると、食事や会話の際に下あごの歯ぐきを噛んでしまうことがあります。
同じ場所を何度も噛むことで、歯ぐきが傷つき、痛みや腫れが続く原因になります。

歯並びや噛み合わせに影響することがある

横向きや斜めに生えた親知らずは、手前の歯を少しずつ押し続けることがあります。
その結果、歯並びが乱れたり、噛み合わせのバランスが崩れたりする可能性があります。
すべての方に起こるわけではありませんが、歯列矯正を受けた方や歯並びを気にされている方は注意が必要です。

あごの関節に負担がかかることがある

親知らずの影響で噛み合わせが悪くなると、食事の際に左右どちらか一方ばかりで噛むようになることがあります。 この状態が続くと、あごの関節や周囲の筋肉に負担がかかり、

  • あごが痛む
  • 口が開けにくい
  • 口を開けると音が鳴る

などの症状が現れることがあります。
これらは顎関節症の原因の一つになる場合があります。

抜歯をおすすめする親知らずとは

すべての親知らずを抜かなければならないわけではありません。
親知らずがあごの骨の中に完全に埋まっていて、痛みや腫れなどの症状がなく、周囲の歯にも悪い影響を与えていない場合は、無理に抜歯をする必要はありません。
一方で、現在症状がある場合や、今後トラブルが起こる可能性が高い場合には、早めの抜歯をおすすめすることがあります。
また、定期的な歯科検診を受けることで、症状が出る前に親知らずの状態を確認し、必要な治療を適切な時期に行うことも大切です。

抜歯をおすすめする主なケース

次のような場合には、抜歯を検討することが多くなります。

  • 歯ぐきの腫れや痛みを何度も繰り返している
  • 親知らずや手前の歯がむし歯になっている
  • 歯ぐきに炎症があり、治りにくい
  • 食べ物が頻繁に詰まる
  • 歯みがきが難しく、清潔な状態を保てない
  • 上下の噛み合わせが悪く、歯ぐきを噛んでしまう
  • 手前の歯を押して歯並びや噛み合わせに悪い影響を与えている
  • 親知らずが原因で顎関節症などの症状が出ている

抜歯が必要かどうかは、親知らずの生え方や周囲の状態によって異なりますので、レントゲンやCT検査の結果をもとに総合的に判断します。

安全に抜歯するためにCT検査が大切です

親知らずの抜歯では、「安全に抜歯できるかどうか」を事前に正確に確認することがとても重要です。
特に下あごの親知らずは、あごの骨の中を通る大切な神経や太い血管の近くにあることがあります。
通常のレントゲン写真では分かりにくい位置関係も、歯科用CTを使用することで立体的に確認できます。

CT検査では、

  • 親知らずの向き
  • 骨の中での位置
  • 神経との距離
  • 血管との位置関係
  • 骨の厚み

などを詳しく確認することができます。
これにより、抜歯の難しさを事前に把握し、安全性の高い治療計画を立てることができます。
また、必要以上に歯ぐきを切開したり、骨を削ったりすることを避けられるため、患者さまの負担をできるだけ少なくすることにもつながります。
CT検査は、安全で正確な親知らずの抜歯を行うための大切な検査です。

抜歯中の痛みについて

抜歯中の痛みについて

「親知らずの抜歯は痛そうで不安」という方は少なくありません。しかし、実際の抜歯は十分に麻酔を効かせたうえで行うため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
まず、注射の痛みを軽減するために、歯ぐきに表面麻酔を行います。その後、局所麻酔の注射を行い、親知らずや周囲の組織が十分に麻酔で効いていることを確認してから抜歯を開始します。
抜歯中は、歯を押されるような圧迫感や振動を感じることがありますが、通常は痛みを感じることはありません。
万が一、処置中に痛みを感じた場合には、我慢する必要はありません。すぐにお知らせいただければ麻酔を追加し、十分に痛みを抑えた状態で治療を続けます。
患者さまが安心して治療を受けられるよう、痛みに十分配慮しながら処置を進めています。

親知らずの抜歯の流れ

親知らずの抜歯は、次のような流れで行います。

1

カウンセリング・診察

まず、お口の中の状態を確認し、現在の症状や痛み、腫れの有無などを詳しくお伺いします。

また、持病や服用中のお薬、過去の治療歴なども確認し、安全に治療が行えるよう準備を進めます。

2

レントゲン・歯科用CTによる検査

親知らずの向きや位置、神経や血管との距離などを詳しく確認します。

特に難しい抜歯が予想される場合には、歯科用CTを用いて立体的に確認し、安全な治療計画を立てます。

3

抜歯前の準備

治療内容や注意点についてご説明し、ご理解いただいたうえで治療を開始します。

緊張や不安がある場合は、遠慮なくご相談ください。

4

麻酔

表面麻酔を行った後、局所麻酔を行います。

麻酔が十分に効いていることを確認してから処置を開始しますので、安心して治療を受けていただけます。

5

親知らずを抜歯します

親知らずの生え方によって処置方法は異なります。

まっすぐ生えている場合は比較的短時間で抜けることもありますが、横向きに埋まっている場合などは、必要に応じて歯を分割したり、歯ぐきを少し開いたり、骨を一部削ったりして、安全に抜歯を行います。

患者さまへの負担をできるだけ少なくできるよう、丁寧に処置を進めます。

6

止血・縫合

抜歯後は傷口をきれいに洗浄し、必要に応じて止血剤を使用します。

傷口が大きい場合や歯ぐきを開いた場合には糸で縫合し、治りやすい状態を整えます。

7

翌日の消毒・経過確認

翌日は傷口の状態や出血、腫れ、感染の有無などを確認します。

必要に応じて薬の調整や追加の処置を行います。

8

約1週間後に抜糸

縫合を行った場合は、通常約1週間後に糸を外します。

傷口の治り具合を確認し、問題がなければ治療は終了となります。

抜歯後の注意点

抜歯後は傷口を早くきれいに治すために、ご自宅での過ごし方がとても大切です。

抜歯後2~3日は無理をせず安静に過ごしましょう

抜歯後は、2~3日程度、腫れや痛みが出ることがあります。
また、傷口が安定するまでは出血しやすい状態です。
そのため、

  • 激しい運動
  • 飲酒
  • 長時間の入浴
  • サウナ

など、血行が良くなることはできるだけ避けましょう。
当日は少量の血がにじむ程度であれば心配ありません。
もし出血が続く場合は、清潔なガーゼを傷口の上に置き、30分程度しっかり噛んで圧迫してください。

傷口は指や舌で触らないようにしましょう

抜歯した穴には、血液が固まって「血餅(けっぺい)」というかさぶたのようなものができます。
この血餅は傷口を守り、新しい骨や歯ぐきが作られるためにとても重要です。
気になって舌で触ったり、強いうがいを繰り返したりすると血餅が取れてしまい、傷の治りが遅くなることがあります。
そのため、抜歯当日は強いうがいを控え、傷口にはできるだけ触れないようにしてください。

腫れが気になる場合は軽く冷やしましょう

特に下あごの親知らずを抜いた後は、翌日から2~3日程度腫れることがあります。
腫れが気になる場合は、保冷剤や冷却シートをタオルで包み、頬の外側から軽く冷やしてください。
冷やしすぎると血流が悪くなり治りが遅くなることもあるため、適度に冷やすようにしましょう。

痛みが長く続く場合は受診してください

通常、抜歯後の痛みは数日から1週間程度で少しずつ軽くなります。
しかし、血餅がうまくできなかったり途中で取れてしまったりすると、「ドライソケット」という状態になることがあります。
ドライソケットになると、骨が露出した状態となり、強い痛みが1週間以上続くことがあります。
痛み止めを飲んでも改善しない場合や、2週間以上経過しても症状が良くならない場合は、早めに受診してください。

親知らずの抜歯費用について

親知らずの抜歯は、多くの場合、健康保険が適用されます。
費用は親知らずの生え方や処置の内容によって異なります。
例えば、

  • まっすぐ生えていて比較的簡単に抜ける場合
  • 骨を削る必要がある場合
  • 横向きに埋まっている親知らずを抜歯する場合

では、治療内容が異なるため費用も変わります。
また、歯科用CT検査やお薬代、再診料などが別途必要になる場合があります。
詳しい費用については、お口の状態を確認したうえで事前にご説明いたします。不安な点やご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。