【和光の歯医者】セレック治療後の過ごし方やトラブルの対処法について

セレック治療は、短時間で高品質の補綴物を作製できる治療法として、多くの方に人気があります。

しかし、セレック治療で使用するセラミックは決して完璧な素材ではないため、治療後の過ごし方には注意し、もしトラブルが発生したら、適切に対処しなければいけません。

今回はこれらの点について解説したいと思います。

セレック治療後の過ごし方について

セレック治療に限ったことではありませんが、治療を行った歯を良好に保つには、治療後のケアが大切です。

セラミックは虫歯になりにくく、長持ちする素材ですが、リスクがまったくないというわけではありません。

そのため、セレック治療後は、自宅でのブラッシングを含め、毎日丁寧に口内のケアを行いましょう。

また、虫歯のリスクをさらに軽減させるためには、毎日のセルフケアに加えて、定期的に歯科クリニックに通院し、検診を受けて口内の状態をチェックすることも重要です。

セレック治療後に痛みが出たらどうする?

セレック治療を受けた直後の痛みについては、ほとんどが接着剤による一時的な症状です。

こちらは、通常数分以内に治まり、長くても2~3日で改善します。

また、熱いものや冷たいものがしみるという症状も、刺激をできるだけ避けて様子を見ていれば、日が経つにつれて症状は和らいでいきます。

しかし、治療後しばらくしてから痛くなった場合、二次虫歯や歯周病の進行による知覚過敏などの病的なトラブルが疑われるため、早めに歯科クリニックを受診しましょう。

合わない補綴物は調整できる?

稀に、セレック治療によって作製した補綴物が、患者さんの口に合わないというケースがあります。

こちらは、装着後の食事において、噛み合わせに違和感が出ることなどで発覚しますが、このようなトラブルが発生しても、セラミックは細かく調整できます。

具体的には、セラミック専用のダイヤモンドを練り込んだ特殊器具などが使用されます。

ただし、強固な接着剤で歯と一体化する上、天然歯部分との境目もほとんどわからないため、全体的なやり直しについては、金属の素材と比べると難しくなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・セレック治療後は、虫歯を防ぐためにセルフケアを徹底しなければいけない

・より虫歯のリスクを軽減させるには、歯科クリニックでの定期検診も受けるべき

・セレック治療後、しばらくしてから痛みが出た場合は、病的なトラブルが疑われる

・セレック治療後の補綴物の調整は可能なものの、全体的なやり直しは金属よりも難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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