透明度が高く、矯正していることがわかりにくいマウスピース矯正は、大人にも子どもにも人気の矯正治療です。
また、マウスピース矯正は、歯並びを改善するだけでなく、継続することによってダイエット効果も得られると言われています。
今回は、どのようなことが理由でダイエット効果につながるのかについて解説します。
食欲が湧きにくくなる
マウスピース矯正を始めたばかりの頃は、異物が口内に固定されることに慣れていません。
その上、歯が動き始めると3日~1週間程度痛みを伴うことがあります。
個人差こそありますが、これらの理由により、食欲が湧きにくくなるケースも多く、食事で摂取するカロリーが減り、体重が減少する方もいます。
ただし、マウスピースの異物感や痛みについては、装着から1週間ほどで慣れるケースがほとんどのため、そこからは食欲が戻ってくることが多いです。
間食が減る
マウスピース矯正では、最低でも専用のマウスピースを1日20時間以上装着し、歯並びと噛み合わせを改善します。
また、他の矯正器具と違い、取り外しが容易なところがマウスピース矯正のメリットですが、食事のときはその都度取り外す必要があります。
そのため、わざわざ取り外し、再び装着するのが面倒になり、そうなると必然的に間食が減るため、ダイエットにつながります。
ちなみに、間食後、マウスピースを装着する際には、ブラッシングによってしっかり口内の汚れを除去しなければならず、こちらも間食を避けやすくなる理由の一つです。
満腹中枢が刺激されやすくなる
歯並びに乱れがあると、前歯や奥歯で上手に咀嚼ができない場合があります。
そのため、食事の際に噛む回数も少なくなり、食べる時間も短くなります。
一方、マウスピース矯正により、ある程度歯並びや噛み合わせが整うと、食べ物を小さく噛み切ったり、すり潰したりといったことができるため、ゆっくりと食事を楽しめます。
また、このような行動は、消化器官にも悪影響を及ぼさず、満腹中枢をゆっくりと刺激するため、空腹の間隔が減り、ダイエットにつながる可能性があります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マウスピース矯正の開始直後は食欲が低下し、摂取カロリーや体重も減少しやすくなる
・取り外しやブラッシングが面倒なことから、マウスピース矯正中は間食がり、ダイエットにつながることもある
・マウスピース矯正によって歯並びや噛み合わせが良くなると、咀嚼がしやすくなり、満腹中枢も刺激されやすくなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。