インプラント治療を受けるにあたって知っておきたいこと3選

インプラントは、従来の入れ歯やブリッジとは違い、もっとも天然歯に近い快適な感覚を得ることができる治療です。
そのため、歯を失ってしまった方にとってのメリットは非常に大きいですが、インプラント治療を受けるにあたっては、いくつか知っておかなければいけないことがあります。
具体的に見ていきましょう。

まれに体質に合わないことがある

インプラント治療では、手術により顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その後しばらく経過を観察します。
そして、時間が経過するにつれて、徐々に骨とインプラントが癒合し、土台が定着します。

しかし、必ずしもすべての方が、このようにスムーズな流れでインプラント治療を進められるとは限りません。
極めてまれではありますが、体質によっては時間が経過しても骨とインプラントが癒合せず、グラグラと動いてしまうケースがあるため、注意してください。

ちなみに、虫歯を長期間放置し、周辺の歯茎や骨が弱ってしまった方などは、このような状況になりやすいです。

治療当日は自家用車での来院を避ける

インプラント治療を受けるにあたって知っておきたいポイントとしては、治療当日の交通手段も挙げられます。

一般的に、インプラント治療では注射による局所麻酔が使用されることが多いですが、場合によっては静脈内鎮静法が用いられることがあります。
こちらは、点滴によって静脈内に鎮静剤を投与し、中枢神経の働きを鈍くするものであり、治療中は意識が薄くなります。

また、静脈内鎮静法で治療を受けた後は、急にふらついたり、眠気に襲われたりすることがあるため、自家用車やバイクの運転は絶対にしてはいけません。
治療当日は、家族などに送迎してもらうことをおすすめします。

治療後に美顔器が使用できない場合がある

インプラント治療を受ける方は、治療後に美顔器を使用できない場合があるということも知っておきましょう。

超音波やイオン導入、EMSなど、肌に電流を流すタイプの美顔器は、インプラントの金属に反応し、電磁過敏症という症状を引き起こす場合があります。
また、こちらの症状に陥ると、頭痛などの体調不良につながることが考えられます。

ただし、インプラント治療自体にも超音波を使用することはあるため、必ずしも美顔器が悪影響を与えるとは限りません。
もし不安なのであれば、事前に歯科クリニックの医師に相談しましょう。

インプラント周囲炎のリスクがある

インプラント自体は虫歯になりませんが、歯茎や骨が炎症を起こすインプラント周囲炎という病気になるリスクがあります。
これは天然の歯でいう歯周病のようなもので、進行するとインプラントを支える骨が溶け、最悪の場合は抜け落ちてしまいます。

インプラントは天然歯に比べて細菌への抵抗力が弱く、一度炎症が起きると進行が非常に早いため、日々の丁寧なブラッシングが不可欠です。

また喫煙習慣がある人は血流が悪くなり、この炎症が起きるリスクが数倍高まると報告されています。
そのため、可能であれば禁煙することが推奨されます。

医療費控除による還付金

家計を支える上で知っておきたいのが、医療費控除の存在です。

医療費控除は、1月1日~12月31日までに支払った医療費の総額が10万円を超える場合、確定申告で所得税の一部が還付され、翌年の住民税も軽減される制度です。
インプラント治療はこの対象となるため、領収書は必ず保管しておきましょう。

また、通院にかかった電車やバスなどの交通費も控除の対象に含まれます。
還付される金額は年収(所得税率)によって異なりますが、数万円~数十万円単位で実質的な負担を抑えられる可能性があります。

メーカーの種類と実績

世界中には数百種類のインプラントメーカーが存在しますが、将来の部品交換やメンテナンスを考えると、世界シェアの高い信頼できるメーカーが望ましいです。
代表的なものに、ストローマン(Straumann)、ノーベル・バイオケア(Nobel Biocare)、アストラテック(Astra Tech)などがあります。

これら大手メーカーは長期にわたる臨床データが豊富で、不具合が起きるリスクが比較的低いとされています。
また転居先や他院で調整が必要になった際も、大手メーカー製であれば対応できる歯科クリニックが見つかりやすいため、使用されるメーカー名を確認しておきましょう。

患者さん自身でどこに記載されているか見つけられない場合、歯科クリニックに質問すれば必ず答えてもらえます。

定期メンテナンスの義務

インプラント治療が終わった後も、3ヶ月~半年に一度程度は定期検診に通い続ける必要があります。

こちらの検診では、プロの手によるクリーニングで汚れを除去し、噛み合わせのズレが生じていないか、インプラントを支える骨に異常がないかなどをチェックします。

また多くの歯科クリニックが設定している10年保証などの保証制度は、この定期検診を受けていることが条件となっている場合がほとんどです。
メンテナンスを怠ると、万が一トラブルが起きても保証を受けることができず、再治療が必要になった際に全額自己負担になることもあるため、継続的な通院が前提となります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・体質によっては、時間が経過しても骨とインプラントが癒合しないことがある

・静脈内鎮静法でインプラント治療を受けた後は、自家用車やバイクを運転してはいけない

・インプラント治療後、肌に電流を流すタイプの美顔器を使用すると、体調が悪くなるおそれがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

埼玉県和光市で歯科(歯医者さん)をお探しの際には、是非、和光おとなこども歯科にご連絡ください!
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。
タイトルとURLをコピーしました