ホワイトニングを受けてから数時間の間は、歯の着色を防ぐために、食事の内容に気を遣わなければいけません。
いつも通りの食事を摂っていると、効果が半減してしまう可能性があります。
ここからは、ホワイトニング直後に避けるべき朝食、昼食、夕食の食事メニューを解説します。
朝食で避けるべきメニュー
ホワイトニング直後の朝食で避けるべきメニューとしては、まずパンやコーヒーが挙げられます。
パンを食べる際には、色の濃いイチゴジャム、ブルーベリージャムなどを使用する方もいますが、こちらは歯の着色につながります。
その上、パンとコーヒーはセットであることが多く、こちらも着色リスクが高いため、避けるのが無難です。
一方で、朝食を和食にする場合も、注意すべきメニューはいくつかあります。
例えば、味噌汁は味噌が着色につながるだけでなく、大豆に含まれるイソフラボンがステインの形成を促進させてしまいます。
昼食で避けるべきメニュー
普段サラリーマンやOLなどとして働いている方は、昼食を飲食店で済ませるというケースも多いですが、このときも色の濃い味噌ラーメンやミートソーススパゲティといったメニューは避けるべきです。
また、あまり知られていないですが、牛丼や鰻丼などの丼もの、ハンバーガーやサンドイッチなども、着色予防の観点からはあまり好ましくありません。
これらのメニューには、色の濃いタレやソースが使用されているため、後戻りを誘発してしまう可能性があります。
夕食で避けるべきメニュー
ホワイトニング直後の夕食で避けるべきメニューとしては、夕食として食べられることが多いカレーライスやビーフシチュー、焼き鳥などです。
ただし、色が白いクリームシチューや、タレではなく塩の焼き鳥であれば、着色のリスクは低くなります。
ちなみに、夕食時にはお酒を飲む方も多いですが、お酒はワインなどの色の濃いものを避けるだけでなく、極力摂取する量を減らし、口内を乾燥させないようにしましょう。
口内が乾燥すると、歯の表面の膜を失ったホワイトニング直後の歯は、さらに着色しやすくなります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・パンに使用するジャムやコーヒーは着色のリスクを高める可能性がある
・ホワイトニング直後の昼食では、味噌ラーメンなどほか、牛丼や鰻丼、ハンバーガーなども避けるべき
・シチューはクリームシチュー、焼き鳥はタレではなく塩を選ぶべき
・夕食時にお酒を飲む場合は、色の濃いワインなどを避け、トータルの摂取量を減らすのも大切
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。