【和光の歯医者】インビザライン矯正中の痛みについて

インビザラインは、ワイヤー矯正などとは違い、取り外しが可能なマウスピースを使用します。

では、こちらの矯正方法において、痛みはどれくらい発生するのでしょうか?

ここからは、インビザラインにおける痛みの程度、万が一痛みが出たときの原因や対処法などについて解説したいと思います。

インビザライン矯正中の痛みはどれくらい?

結論から言うと、インビザライン矯正中に痛みが出ることはあります。

しかし、こちらが原因で矯正治療を中断したり、鎮痛剤を必要としたりすることはほとんどありません。

つまり、痛みは極めて少ないということです。

インビザラインの痛みが少ない理由は、歯の動かし方にあります。

一気に歯を動かす方法ではなく、計何十枚ものマウスピースを使用し、徐々に歯を動かす方法であるため、一度に大きな矯正力がかからず、こちらが痛みの少なさにつながっています。

通常は、少し圧迫感がある程度です。

インビザラインで痛みを感じる原因

インビザライン矯正中はわずかな痛みしかありませんが、稀にハッキリと痛みを感じることがあります。

こちらの主な理由は、先ほども触れた歯の圧迫感です。

歯が一時的に圧迫されることで、痛みを感じる可能性はゼロではありません。

ただし、こちらの痛みは、数日程度で慣れるケースがほとんどです。

一方で、長期間痛みが続いている場合は注意が必要です。

このような場合、口内が傷ついていたり、アタッチメントが引っかかっていたりする可能性があります。

インビザラインで痛みが出たときの対処法

インビザライン矯正中の痛みがひどく、しかも長続きするという場合は、なるべく柔らかいものを食べるようにしてください。

治療中は口腔内や組織が敏感であり、硬いもの噛み応えのあるものは痛みや口内のキズなどにつながるおそれがあります。

また、いつまで経っても痛みが引かないのであれば、歯科クリニックの担当医に相談し、マウスピースそのものや口内の状態を確認してもらいましょう。

ちなみに、マウスピース交換後、あまりにも痛みや不快感がある場合は、一つ前のマウスピースに戻すことで症状が和らぐことがありますが、こちらを継続すると矯正治療が進まないため、あまりおすすめはできません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インビザラインは、数十枚のマウスピースで徐々に歯を動かすため、痛みが少ない

・矯正中の痛みが継続する場合、口内が傷ついていたり、アタッチメントが引っかかっていたりするおそれがある

・インビザライン矯正中は、なるべくやわらかいものを食べるのがおすすめ

・一つ前のマウスピースに戻し、痛みを軽減させる方法はおすすめできない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!