【和光の歯医者】インビザライン矯正中の注意点について

インビザラインは、固定式のワイヤー矯正などとは違い、取り外し式のマウスピースを使用して歯を矯正する方法です。

しかし、こちらでイメージ通りの結果を得るためには、きちんとルールに従って治療を進めなければいけません。

ここからは、インビザライン矯正中の注意点について解説します。

マウスピースの装着時間を守る

インビザラインで使用するマウスピースは、いつでも取り外すことが可能ですが、こちらは“矯正が辛くなったら外しても良い”ということではありません。

矯正期間中は、少なくとも1日20時間以上装着する必要があります。

こちらは、食事やブラッシングのとき以外、常に装着しておかなければいけないということであり、装着時間を守らなければ、十分な矯正効果を得ることができません。

そのため、常にマウスピースを装着できる自信がないという方は、別の矯正方法も検討すべきだと言えます。

マウスピースの交換時期を守る

インビザラインのマウスピースは、通常1~2週間に1回のペースで交換しなければいけません。

もし、本来の交換のタイミングよりも遅かったら、計画通りに矯正が進まず、治療期間が長くなってしまいます。

逆に、早く歯を動かしたい、締めつけ感が足りないといった理由で、予定よりも先のマウスピースを装着すると、歯根が見えてしまったり、歯の根元が短くなってしまったりといったトラブルにもつながります。

そのため、必ず医師から伝えられた交換時期を守って装着するようにしましょう。

マウスピースを正しく洗浄、保管する

食事などでマウスピースを外したときは、水で洗ってキレイにしてから再装着をするのが望ましいです。

しかし、外出先など、すぐに水で洗えない状況のときもあるかと思います。

そのような場合は、アルコールやウェットティッシュなどで拭いてから再装着してください。

また、外食時には、紙ナプキンでマウスピースを包み、手元に置いたまま店に忘れてしまったり、ゴミと間違えて捨てられたりするリスクがあります。

このような紛失を避けるために、専用のケースを用意し、装着していないときはその中に保管するようにしましょう。

外食時には人前で外さないようにする

外食時は、マウスピースのメンテナンス不足や紛失などさまざまなリスクがあります。

また、外食の際も食事を摂るときはマウスピースを外さなければいけませんが、なるべく人前では外さないようにしましょう。

例えば、友人などと向かい合って座っている場合やカウンター席などは、マウスピースを外す瞬間を見られることがあります。

長時間口内に入っていたマウスピースの着脱を行うと、不快な思いをさせてしまう可能性があるため、注意してください。

もし外食時に取り外すのであれば、事前にお手洗いで外してくるなど、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

食べ物の内容に注意する

インビザライン矯正を行っている期間は、摂取する食事の内容についても注意しなければいけません。

例えば炭酸飲料やジュース、お菓子など、糖分が多い食べ物の摂取はなるべく控えましょう。

インビザライン矯正期間中は、1日20時間以上マウスピースを装着するため、唾液の自浄作用が働きにくく、虫歯のリスクが高まります。

そのため、糖分が口内に残っている状態でマウスピースを装着すると、さらに虫歯を発症しやすくなります。

また硬いものや粘着性があるものなども、基本的には避けるべきです。

インビザライン矯正期間中は歯に力を加えているため、歯が敏感な状態です。

硬いものを噛んで咀嚼の強い力を与えると、歯の移動に悪影響を及ぼす可能性があります。

さらに餅やキャラメルなどの粘着性のあるものは、糖分が多いものと同じで、口内に残ったときに

マウスピースに汚れが付着し、虫歯のリスクを高める原因になります。

飲み物の内容に注意する

インビザライン矯正期間中は、食べ物だけでなく飲み物の摂取についても注意しなければいけません。

食べ物とは違い、飲み物はマウスピースを装着したままの状態でも飲むことができます。

しかし、こちらはあくまで水のみです。

砂糖が含まれていたり、色素が濃かったりする飲み物については、基本的にNGです。

歯とマウスピースの間に砂糖が入り込めば虫歯のリスクが高まりますし、色素の濃い飲み物はマウスピースおよび歯の着色を引き起こします。

ちなみに炭酸水は砂糖が入っておらず、透明であることから、装着したままの状態で飲んでも良いと思われがちですが、こちらもNGです。

炭酸水は、マウスピース内の歯を溶かす可能性があるからです。

歯の表面のエナメル質は、酸にさらされるとゆっくりと溶け出していきます。

常時マウスピースをつけたまま、炭酸水を飲用水と同じ感覚でこまめに摂取すると、口内は常に酸性の状態が続きます。

マウスピースの中には唾液も行き渡りにくいため、歯の表面はずっと酸にさらされ続け、溶けやすくなってしまいます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インビザラインで使用するマウスピースは、少なくとも1日20時間以上は装着する必要がある

・インビザラインのマウスピースは、通常1~2週間に1回のペースで交換しなければいけない

・食事後のマウスピースの洗浄や消毒、紛失を防ぐための保管は徹底しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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