【和光の歯医者】インビザラインに向いている人の主な特徴

インビザラインは、矯正治療の中でも人気が高い施術方法の一つです。

しかし、他の矯正治療と同じく、当然メリットだけでなくデメリットもあるため、すべての方におすすめできるというわけではありません。

今回は、インビザラインに向いている方の主な特徴について解説したいと思います。

抜歯せずに出っ歯を治したい人

矯正治療で抜歯をするかどうかは、とても大きな選択です。

効果的に前歯の位置を後方に下げたい場合は、前から4番目の歯(第一小臼歯)を上下左右各1本ずつ、合計4本抜歯して矯正をすることがあります。

しかし、抜歯をせずに前歯を下げるためには、奥歯から前歯までの細かな位置の調整を必要とし、場合によっては最後臼歯をさらに奥へ押し込む必要があります。

こちらの治療は、ワイヤー矯正ではなかなか難しく、インビザラインで対処するのが望ましいです。

軽度の不正咬合の人

インビザラインによる矯正は、歯並びに軽度の凸凹が見られる方や、出っ歯もしくは受け口の型に向いています。

一方、重度の不正咬合の方は、抜歯を伴う矯正が必要であり、インビザラインでは治療期間が長くなるため、ワイヤー矯正や裏側矯正をおすすめします。

ちなみに、自身が軽度の不正咬合に該当するかどうかは、歯科クリニックの診断が必要になるため、必ず事前に相談してください。

実際、カウンセリングに訪れる7~8割くらいの患者さんは、インビザラインで問題なく治療が可能です。

周囲に気付かれず矯正したい人

矯正治療の方法を選択するにあたって、審美性をもっとも重視している方は少なくありません。

一般的なケースでは、歯の移動を完了させるまでに2~3年を要するため、その期間中、矯正装置によって口元の審美性が低下してしまう点について、デメリットに感じる方は多くいます。

そのため、矯正治療中も口元を美しく保ちたい、周囲に気付かれたくないという方には、透明なマウスピースを使用するインビザラインが向いていると言えます。

特に、人と接することが多い職業に就いている方などは、インビザラインを選択することで大きなメリットが得られます。

装着時間を守れる人

インビザライン矯正では、1日22時間以上マウスピースを装着することが推奨されています。

つまり食事やブラッシング、マウスピースの洗浄をしている時間以外は、常に装着しておかなければいけないということです。

また装着時間を守らなかった場合、歯に矯正力をかけることができず、治療計画通りに歯が動かせなくなる可能性があります。

もちろん、インビザライン矯正自体が失敗に終わってしまうことも考えられます。

そのため、インビザライン矯正を行う方は、きっちり装着時間を守れる方でなければいけません。

外食や飲み会、間食が少ない人

食事を摂る際は、インビザラインを取り外さなければいけません。

なぜなら装着したまま食事を摂ると、歯の間に食べカスが溜まり、細菌が増殖してしまうからです。

また頻繁に外食や飲み会に行く方は、飲食をする機会が多く、矯正装置を外している時間も長くなります。

そのため、インビザラインは外食や飲み会に行く機会が少ない方に向いています。

さらにインビザラインのマウスピースは、食事と同様に関食時も取り外す必要があります。

このことから、普段間食をしないもしくは少ない方にも、インビザラインは向いていると言えます。

スケジュール通りにマウスピースを交換、手入れできる人

インビザライン矯正におけるマウスピースの交換時期は、患者さんの歯並びや歯の移動速度などによって変わってきます。

そのため交換時期を間違えたり、交換を怠ったりすると、歯が適切に移動しないため注意が必要です。

このときマウスピースの交換について、歯科医師の指示通りきちんとできる方は、インビザラインに向いていると言えます。

またインビザラインのマウスピースは、食事やブラッシングのために外した際、必ず洗浄する必要があります。

このようなこまめなケアが苦にならないという方にも、インビザラインは向いています。

インビザラインが向いていない人は?

歯の移動距離が多い方や、骨格的な問題で歯並びが悪化している方は、インビザラインが向いていません。

歯の根の方向が大きくずれている場合、インビザラインでは歯根の方向を改善しきれないことがあります。

また見えている歯の位置が本来並ぶ位置から大きくずれている場合、マウスピースの着脱に支障が出てしまい、その歯の位置を治せないことが考えられます。

そのため、こういったケースではワイヤー矯正の方が向いています。

さらに顎の骨が長すぎるもしくは短すぎるなど、骨格的な問題で出っ歯や受け口になっている方も、インビザラインには向いていないと言えます。

顎の骨の異常については、外科手術を伴う矯正治療でなければ改善させることはできません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・抜歯をせずに出っ歯を治したい方には、ワイヤー矯正よりもインビザラインが向いている

・軽度の不正咬合の方にはインビザラインがおすすめ

・矯正治療中も口元を美しく保ちたい方にもインビザラインが向いている

・人と接することが多い職業に就いている方は、特に得られるメリットが大きい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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