【和光で口腔外科】口内炎を発症しやすい人の特徴3選

口内炎ができると、食事や発音などに支障をきたします。

また、歯科クリニックでは、口腔外科治療の一環として、口内炎治療を行っていますが、口内炎ができやすい方は、何度も歯科クリニックに通わなければいけません。

今回は、口内炎を発症しやすい方の主な特徴について解説します。

口内環境が悪い

きちんとブラッシングができていなかったり、日頃からストレスが溜まっていたりする方は、口内炎のリスクが高いです。

例えば、毎日ブラッシングをしていない場合や、過度なブラッシングで頬や歯茎を傷付けている場合は、細菌の増殖や口内のキズが口内炎の発症につながります。

また、唾液には自浄作用といって、口内を清潔に保つ働きや、抗菌作用という細菌から守る働きなどがありますが、緊張やストレスによって交感神経が優位になると、唾液の分泌量が減少し、口内炎ができやすい口内環境がつくられます。

食生活が乱れている

食生活の乱れも、口内炎とは密接な関係にあります。

例えば、普段コンビニ飯が多い方は、おにぎりやパスタなどの炭水化物の摂取量が多くなり、ビタミンが不足しがちになります。

特にビタミンB2には、粘膜を保護する働きがあるため、口内炎を予防するにはぜひ摂取したい栄養素です。

また、過度な飲酒があると、アルコールを分解するために大量のビタミンB群が消費されるため、こちらは口内炎を予防したい方にとっては良くない生活習慣だと言えます。

ちなみに、口をつけて飲んだペットボトル飲料を数時間放置すると、飲料内で細菌が繁殖します。

こちらを再度飲むことで、口内細菌の増殖につながり、口内炎ができてしまうこともあります。

噛み方や歯並びに問題がある

何度歯科クリニックで治療しても、毎回同じところに口内炎ができるという場合は、食べ物を咀嚼するときの癖や、歯並びなどに問題がある可能性があります。

また、入れ歯や歯の治療を行った直後にズレが生じている場合、入れ歯や被せ物を長年使用しているにもかかわらず、定期的に歯科クリニックに通っていない場合なども、頬の内側や舌の粘膜を刺激し、口内炎ができてしまう原因になります。

ストレスが溜まっている

ストレスが溜まっている方も、口内炎を発症するリスクは高まります。

ストレスは免疫力を低下させ、口内炎の原因となる細菌やウイルスへの抵抗力を弱めます。
またストレスによって血流が悪化すると、口内の粘膜の再生が遅れ、傷つきやすくなります。

さらに、強いストレスには唾液の量を減少させる作用もあります。
口内が乾燥すれば、それだけ口内炎のリスクは高くなります。

ちなみに、ストレスによって口内炎ができやすい場所としては、頬の内側や舌、唇などが挙げられます。
白っぽい潰瘍や赤み、痛みなどを伴うことがあり、日々の生活でリラックスできる場面が増えると症状は治まることが多いです。

ドライマウス

ドライマウスを発症している方も、口内炎ができてしまう可能性が高いです。

ドライマウスは、唾液の分泌量が減少し、口内が乾燥する疾患です。
こちらを発症すると、唾液の減少によって口内の保護機能が低下し、ブラッシングや食事などの軽い刺激でも口内が傷つきやすくなります。
こちらが口内炎を引き起こす原因です。

またドライマウスの場合、口内炎だけではなく口臭や味覚障害、虫歯や歯周病などのリスクも高まります。

ちなみにドライマウスは、加齢や薬の副作用、生活習慣などさまざまな要因で起こる可能性があります。

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群を発症している場合も、口内炎が形成される可能性が高まります。

シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺に障害が起こる疾患です。
こちらを発症すると、唾液の分泌量が減少し、前述したドライマウスになります。
ドライマウスから口内炎ができる仕組みは、前述した通りです。

またシェーグレン症候群の場合、口内炎以外にも舌の痛みや舌炎、食べ物が飲み込みにくいといった症状に悩まされることがあります。
その他、関節リウマチなど別の疾患を併発することも考えられます。

女性

口内炎は男女問わず発症するものですが、どちらかというと男性よりも女性の方が発症しやすいと言えます。
なぜなら、女性はホルモンバランスの乱れによって口内炎ができやすくなるからです。

生理前は、女性ホルモンの変動によって免疫力が低下し、口内炎が形成されやすくなります。
また妊娠中の女性は、ホルモンバランスの変化に加え、悪阻による栄養不足や体調の変化が口内炎を引き起こすことがあります。

さらに更年期には女性ホルモンの量が減少し、自律神経の乱れや唾液量の減少、免疫力低下が起こり、口内炎ができやすくなります。

もちろんホルモンバランスの影響に加え、ストレスが溜まっていたり、栄養が不足していたりする女性は、なおさら口内炎を発症する可能性が高くなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・不適切なブラッシングや唾液の減少は、口内炎発症のリスクを高める

・日々の食事でビタミンB2が不足することでも、口内炎は発症しやすくなる

・過度な飲酒は、アルコールの分解でビタミンB群を大量に消費するため、口内炎につながりやすい

・噛み方や歯並びの問題も、歯周病ができやすくなる原因の一つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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