【和光の歯医者】デーモンシステムのメリット・デメリット

矯正治療は、歯並びを改善し、見た目や発音障害、噛み合わせなどの問題を解決することが目的です。

また、矯正治療にはさまざまな種類があり、そのうちの一つにデーモンシステムというものがあります。

今回は、デーモンシステムの概要やメリット・デメリットなどについて解説します。

デーモンシステムの概要

デーモンシステムは、ブラケット自体にキャップが付いていて、結紮線やゴムを使わずに、ワイヤーを装着できる矯正装置です。

アメリカのドワイト・デイモンという矯正医が開発したことが名前の由来です。

これまでの矯正治療は、ブラケットとワイヤーを結紮線(けっさつせん)という細いワイヤーで固定し、しっかりと力を加える方法を採用してきましたが、デーモンシステムには、弱い力で最後まで治療するという特徴があり、従来の矯正治療とは一線を画しています。

デーモンシステムのメリット

デーモンシステムのメリットとしては、まず治療期間が短いことが挙げられます。

こちらは、ブラケットとワイヤーの摩擦が少ないことから、歯の移動スピードが速く、治療期間が短縮されることが理由です。

もちろん、治療期間が短いため、歯科クリニックに通院する回数も必然的に少なくなります。

具体的には、1ヶ月半~2ヶ月に1回程度の通院でOKです。

また、デーモンシステムは、矯正力が強くないため痛みが少なく、非抜歯の可能性も高いため、身体にかかる負担は小さいです。

デーモンシステムのデメリット

デーモンシステムは、ブラケットに金属が使用されていることから、舌側矯正や表側矯正よりも装置が目立ちやすくなります。

また、デーモンシステムはシャッターという複雑な構造を持っているため、従来のブラケットよりも厚みがあり、装着直後は違和感が出る可能性があります。

ただし、デーモンシステムは年々バージョンアップされているため、これらのデメリットは改善傾向にあります。

審美的な問題については、初期のデーモンシステムに比べてかなり目立ちにくくなっていますし、ブラケットは角が丸く固定されているため、1~2週間程度で違和感にも慣れる可能性が高いです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・デーモンシステムは、結紮線やゴムを使わずにワイヤーを装着できる矯正装置

・デーモンシステムは治療期間が短く、痛みや抜歯といった身体への負担が少ないのがメリット

・金属の部分が目立ちやすいこと、従来のブラケットよりも厚みがあり、違和感が出やすいことがデメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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