【和光の歯医者】ホームホワイトニングの違和感における対策

ホームホワイトニングは、初回のみ歯科クリニックに通院し、専用のマウスピースを作製した後は、自宅で薬剤を使用してホワイトニングができるというものです。

しかし、ホームホワイトニングを行っている間には、口内にさまざまな違和感が出ることがあります。

ここからは、違和感の種類と対策について解説します。

歯や歯茎が痛い、しみる

ホームホワイトニングで薬剤を塗った後、歯や歯茎にしみるような痛みが出ることがあります。

特に、ホワイトニングの開始直後には痛みが出やすいですが、こちらは通常2~3日で症状が改善されていきます。

しかし、どれだけ時間が経っても一向に痛みが引かない場合、薬剤の濃度が濃かったり、自身に合っていない薬剤を使用していたりする可能性があります。

そのため、痛みがあるときは無理をせず、一度使用を中止し、マウスピースを作製した歯科クリニックに相談してください。

喉が痛い

ホームホワイトニングでは、歯や歯茎だけでなく、喉にも痛みが出ることがあります。

こちらは、ホワイトニングの薬剤が喉に付着し、残ったままになっていることが主な原因です。

このようなケースでは、よくうがいをして薬剤を洗い流しましょう。

それでも改善しない場合は、ホームホワイトニングの手順を改めて確認し、間違いがないことを確認した上で、歯科クリニックの医師に相談することをおすすめします。

吐き気がする

ホームホワイトニングをする際には、一定時間マウスピースを装着し続けなければいけません。

しかし、こちらは吐き気につながることがあり、人によっては装着が困難になることもあります。

このような吐き気は嘔吐反射と呼ばれるものです。

人は口内に異物が入ると、本能的に排除するために吐き出そうとする生理的反射があります。

もちろん、ホームホワイトニングで使用されるマウスピースは薄い素材のものが多く、嘔吐反射は起きにくくなっていますが、あまりにもひどい場合には、オフィスホワイトニングなど他の治療法を検討するか、マウスピースの再製作を検討してください。

ちなみに、少しずつ装着時間を伸ばしていくことで、徐々にマウスピースに慣れるケースもあります。

マウスピースがずれる

ホームホワイトニングのマウスピースは、患者さんの口内の型を取って作製されるオーダーメイドのものです。
しかし、場合によっては口を動かしたとき、ガタガタと揺れたりずれたりしてしまうことがあります。

このような場合、何らかの理由でマウスピースが口内にフィットしていないことが考えられます。

そのまま使い続けると、薬剤と混ざった唾液が口内に広がって気持ち悪くなったり、薬剤が漏れて口内が痛くなったりします。
そのため、できるだけ早めに歯科クリニックを受診し、マウスピースの調整を行うなどの対処をしてもらいましょう。

薬剤が漏れる

先ほどフィットしていないマウスピースを使用すると、薬剤が口内に漏れるという話をしました。
また単純に薬剤を塗布しすぎることでも、薬剤が漏れて口内に違和感を覚えることがあります。

ホームホワイトニングの薬剤は、歯1本につき米粒大程度を塗布します。
薬剤をつければつけるほど効果が上がると考える方もいますが、実際はそうではありません。
どれだけ薬剤をつけても、マウスピースを装着すると隙間から漏れるため、効果は同じです。

そのため、薬剤を塗布する量は、必ず歯科クリニックで指導された量を守るようにしましょう。

歯茎から出血する

ホームホワイトニングを行ったことにより、歯茎から出血が見られるケースもあります。
こちらは薬剤による反応、マウスピースの摩擦などが主な原因です。

薬剤の反応で出血している場合、過酸化水素が原因であるケースがほとんどです。
そのため、過酸化水素濃度の低い薬剤へと切り替える必要があります。

またマウスピースの摩擦が強い場合、マウスピースがフィットしていないか、そもそもまっすぐにカットされたマウスピースが向いていないことが考えられます。
このような場合も、マウスピースがずれるときと同じく調整や再作製を行います。

歯の表面が荒れる

ホームホワイトニング後、以前よりも歯の表面が荒れたように感じることがあります。
こちらについては、事前に対策を取るのが難しいです。

ホームホワイトニングに歯の表面がザラザラするのは、漂白効果のある薬剤によってエナメル質に働きかけるからです。
エナメル質は本来ツルツルしていますが、ザラザラの状態にすることで以前よりも白く見えるようになります。

つまり、ホームホワイトニング後に歯が荒れたように感じるということは、ホワイトニングの効果がしっかり出ているということです。
違和感はあるかもしれませんが、そこまで気にする必要はありません。

ただし、ホームホワイトニング後のザラザラした歯は、通常よりも着色しやすい状態になっています。
そのため、食事内容などには注意が必要です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホームホワイトニングで薬剤を塗った後、歯や歯茎にしみるような痛みが出ることがある

・2~3日経っても痛みがまったく引かない場合は、歯科クリニックに相談すべき

・喉にホワイトニングの薬剤が付着すると、喉の痛みにもつながる

・マウスピースの装着による吐き気がひどい場合は、オフィスホワイトニングがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

埼玉県和光市で歯科(歯医者さん)をお探しの際には、是非、和光おとなこども歯科にご連絡ください!
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。
タイトルとURLをコピーしました