【和光市の歯医者】シーラントの治療期間やメリット、注意点について

シーラントは、小児歯科治療の1つで、奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂で一層埋めることにより、虫歯を予防するというものです。

子を持つ親御さんには、こちらの治療に対して興味を抱いている方も多いかと思います。

今回は、そのような親御さんに向けて、シーラントの治療期間やメリット、注意点などについて解説します。

シーラントの治療期間について

シーラントで歯の溝を埋めるタイミングは、乳歯列が完成する4歳前後、6歳臼歯が生えてきた頃が目安です。

6歳頃の奥歯(第1大臼歯)は、もっとも強く噛みしめる歯であり、噛み合わせの基礎となる大切な歯でもあります。

そのため、シーラントで虫歯にならないように守ってあげなければいけません。

ちなみに、シーラントの治療にかかる時間は、歯1本につきおよそ5分です。

この間、注射をしたり、歯を削ったりすることはありません。

シーラントのメリットについて

シーラントを行うことにより、高い虫歯予防効果を得ることができます。

こちらは、乳歯や永久歯が生えた段階で、歯の表面の溝を埋めることにより、虫歯の原因となる食べカスやプラークの付着を防止できるからです。

また、シーラントのレジンにはフッ素が含まれているものがあり、歯に塗布されたレジンからフッ素が出てくることで、歯の再活性化が促進され、歯質の強化につながります。

その他、歯を削らなくても良いことや、保険適用の治療であること、短時間で処置が終わることなどもメリットです。

その他のメリット

シーラントのその他のメリットとしては、歯科恐怖症を未然に防ぐ成功体験になることも挙げられます。

シーラントはドリルで歯を削る必要がなく、痛みもほとんど伴いません。
そのため、虫歯治療への導入期にある子どもにとって、“歯科クリニックは怖くない場所”というポジティブな成功体験を積む絶好の機会になります。

初期段階でこの信頼関係を築くことは、将来的に本格的な治療が必要になった際の心理的ハードルを下げ、大人になっても歯科検診を習慣化できる土壌を育む効果があります。

またシーラントは、生活習慣の弱点を物理的にカバーすることも可能です。

近年は共働き家庭の増加などにより、子どもの完璧な仕上げ磨きや間食コントロールが難しい現実があります。
シーラントは、もっとも汚れが溜まりやすく磨きにくい奥歯の溝という構造的な弱点を埋めることで、家庭でのケア不足というリスクを物理的にカバーします。

つまり親御さんの精神的な負担を軽減しつつ、生活習慣が安定するまでの数年間、子どもの歯を守る自動的なガードレールとして機能するということです。
忙しい親御さんにとって、これほど大きなメリットはありません。

シーラントの注意点について

シーラントは、虫歯の予防効果を発揮するものですが、予防できるのはものを噛む面の虫歯のみです。

そのため、きちんと従来通りブラッシングをしなければ、虫歯ができる可能性は十分にあります。

また、シーラントは歯の溝に薄く伸ばして詰めるものであり、ものを強く噛みすぎたり、ガムやグミなどの粘着性のあるものを食べたりしたとき、外れてしまうことがあります。

もちろん、このような場合には、再度シーラントを行えば問題ありませんが、ある程度食事の仕方や内容には気を遣わなければいけません。

その他の注意点

シーラントの注意点としては、隠れ虫歯のリスクも挙げられます。

もし微小な虫歯が既にある状態でシーラントを施すと、その上で樹脂がフタとなり、外見からは虫歯の進行がまったく見えなくなります。
そのため、内部で菌が繁殖し、気づいた時には神経に達するほど悪化している隠れ虫歯のリスクがわずかに存在します。

レントゲンやダイアグノデント(虫歯診断装置)による精緻な事前診断が不可欠であり、処置後の過信が最大の敵となる場合があります。

またシーラントは永久的なものではなく、咀嚼や歯ぎしりによって一部だけが欠けたり、わずかに浮いたりすることがあります。
この不完全な剥がれが生じると、そこに肉眼では見えない微細な隙ができ、そこから入り込んだ細菌は通常のブラッシングでは除去できません。

むしろ処置前よりもかえって虫歯になりやすい死角を作ってしまう可能性があり、定期的なプロのチェックが欠かせません。

ちなみに、シーラントは厚みのある樹脂を歯の噛み合わせ面に塗るため、処置直後は微妙に噛み合わせが高くなったような違和感を覚えることがあります。
多くは数日で馴染みますが、噛み合わせのバランスが繊細な場合、特定の歯に過度な力が加わり、シーラント自体の脱離を早めることが考えられます。
それだけでなく、対合する歯に負担をかけるケースも稀にあります。

このことから単に塗るだけではなく、噛み合わせの精密な調整という高度な手技が求められる側面があります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・シーラントを行うタイミングは、乳歯列が完成する4歳前後、6歳臼歯が生えてきた頃が目安

・シーラントの治療にかかる時間は歯1本につき5分程度

・シーラントには虫歯の予防効果、歯質を強化する効果などがある

・シーラントで予防できるのはものを噛む面のみであり、きちんとブラッシングをしなければ虫歯になる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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