インプラント治療の安全性や流れ、手術に関する疑問について

今後インプラント治療を受ける方は、たとえ小さな疑問であっても、治療を受ける前に解消しておかなければいけません。
ここからは、インプラント治療の安全性や流れ、手術に関する細かい疑問についてお答えしますので、まさに同じような疑問を抱いているという方は、ぜひ参考にしてください。

顎の骨に金属を埋め込んでも身体は大丈夫なのか?

インプラント治療は、顎の骨に金属を埋め込む治療であることから、こちらの安全性について疑問を抱く方も多いです。
結論から言うと、基本的に身体に害はありません。

インプラント治療に使用するチタンは、金属の中で唯一生体との親和性があり、骨と強く結合する性質を持っています。
そのため、拒絶反応が起こることもなく、腐食もしないため、インプラント治療の安全性は高いと言えます。

また、インプラントの材料は厚生労働省でも認可されていて、100%ではありませんが、金属アレルギーもほとんど起こりません。

インプラント治療中は不便にならないのか?

インプラント治療中、正式な人工歯を埋め込むまでは、プラスチック製の仮歯を装着することになります。
そのため、見た目を気にする心配はありません。

骨の量や質がある一定条件を満たしていれば、インプラントを埋めたその日にすぐ、固定性の仮歯を入れられる可能性もあります。

また、インプラント治療中の食事に関しては、歯に負担がかかるようなものを除けば、通常通り食べることができます。
一方、仮歯はプラスチック製であり、破損する可能性があるため、強い負担がかかるような硬いものを食べるのは避けるのが無難です。

インプラント手術前後は入院しなければいけないのか?

インプラント手術前後において、入院する必要はありません。
術後すぐ、仕事をすることも十分に可能であるため、忙しい方でもわずかな時間で手術を行うことができます。

しかし、インプラントの埋入本数が多い場合や、骨の移植等が伴う手術の場合、当日は激しい運動、残業などを避け、安静に過ごすことをおすすめします。

また、術後は治療箇所周辺の歯茎が腫れることがありますが、こちらは術後安静にしておくことで、通常数日程度でおさまります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療に使用するチタンは、金属の中で唯一生体と親和性を持つため、安全性が高い

・インプラント治療中は仮歯を装着するため、見た目や食事に大きな影響が出る心配はない

・インプラント手術前後は入院する必要がなく、場合によっては術後すぐ仕事に戻ることも可能

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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