ホワイトニング直後に摂取しない方が良い栄養素とは?

歯科クリニックでホワイトニングを受けた後は、一時的に歯が保護膜で覆われていない状態になります。
そのため、最低でも24時間、着色性のある食べ物の摂取を控えなければいけません。
また、ホワイトニング直後は、単純に色の濃いものだけでなく、摂取する栄養素に関しても注意が必要です。
具体的に見てみましょう。

ポリフェノール

ホワイトニング直後に摂取を避けるべき栄養素としては、まずポリフェノールが挙げられます。

ポリフェノールとは、ほぼすべての植物に含まれている物質であり、自然界に存在するポリフェノールは8,000種類以上とも言われています。
また、こちらには着色性が高いという特徴があります。

有名なものには、カテキンやタンニン、イソフラボンといったものが該当し、これらは以下の色が薄いものにも含まれているため、ホワイトニング直後は摂取しないよう注意しなければいけません。

・カテキン:緑茶、りんご など
・タンニン:バナナ など
・イソフラボン:大豆 など

硫黄類

硫黄類とは、ミネラルの一種であり、髪の毛や皮膚、爪などのタンパク質を合成する働きを持っている成分をいいます。
こちらも、ホワイトニング直後に摂取すべきではない栄養素の1つです。

なぜなら、硫黄類は独特の刺激や辛味の元であり、歯の汚れやシミ(ステイン)につながりやすい成分でもあるからです。
以下のような食べ物に多く含まれているため、食事の際は避けるよう意識してください。

・大豆
・ニンニク
・ネギ
・タマネギ
・ニラ など

ビタミンB群

ホワイトニング直後の食事で控えるべき栄養素には、ビタミンB群も挙げられます。

ビタミンB群は、それぞれ助け合いながら、脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンで、人間の身体にとって非常に重要なものです。

しかし、一部のビタミンB群には色の強いものがあり、これらはホワイトニング直後に摂取するものとしては適切ではありません。
具体的には、強い黄色のビタミンB2、強いピンク色のビタミンB12を含む以下のものは、摂取しないようにしましょう。

・ビタミンB2:牛乳、納豆、うなぎ など
・ビタミンB12:牛レバー、牡蠣、あさり、しじみ、サバ など

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニング直後は、カテキンやタンニンなど、着色性の高いポリフェノールの摂取を避けるべき

・ステインにつながりやすい成分である硫黄類も、ホワイトニング直後に避けるべき栄養素の1つ

・ビタミンB2、B12は色が強いため、ホワイトニング直後に摂取すべきではない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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