歯科クリニックでホワイトニングを受けた直後には、食事の内容に注意しなければいけません。
なぜなら、ホワイトニングから48時間以内は、歯に凹凸ができ、食べ物によって着色する可能性が高いからです。
ここからは、ホワイトニング直後に摂取すべき食事メニューを朝、昼、晩と紹介したいと思います。
ホワイトニング直後に摂取すべき朝食
朝食では、パンを食べるという方も多いかと思いますが、パン自体はどのようなものを食べてもほとんど問題はありません。
ただし、パンに塗るものやあわせて摂取する飲み物などに関しては、慎重に選ぶべきです。
冒頭でも触れたように、ホワイトニング直後は食事によって歯の着色が起こりやすくなります。
また、このとき唾液に色がつくような色の濃い食べ物は、特にそのリスクが高くなります。
そのため、パンに塗るものはイチゴジャムやブリーベリージャムではなく、バターやマーガリンにし、飲み物も着色しやすいコーヒー、紅茶などは避け、牛乳にすることをおすすめします。
ホワイトニング直後に摂取すべき昼食
普段外で昼食を摂る機会が多い方は、麺類を食べることもあるかと思いますが、ホワイトニング直後にこのような食事を摂る場合は、選択するソースや味の種類に気を付けてください。
例えば、ラーメンの場合は、色の濃い味噌を使用した味噌ラーメンではなく、スープの色が薄い塩ラーメン、あっさり系の醬油ラーメンを選ぶべきです。
また、パスタを食べるのであれば、酸性の強いトマトソース系を使用したものではなく、白いホワイトクリームソース系のパスタがおすすめです。
ホワイトニング直後に摂取すべき夕食
ホワイトニング直後、夕食において白米を食べる場合には、おかずの種類に注意してください。
例えば、焼肉や焼き鳥などを食べる場合には、色が付きやすいタレではなく、塩コショウなどで味付けしたものがおすすめです。
また、サラダは酸性の強いトマトを抜いたものにし、酢が強いドレッシングよりもマイルドなマヨネーズを選ぶべきです。
その他、色の濃いケチャップやソースを使ったおかず、キムチなど酸性の強い加工品なども避けるべきです。
ちなみに、夜お酒を飲むという方は、ワインなどを避け、日本酒や焼酎など、なるべく着色のリスクが少ないものを選んでください。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ホワイトニングから48時間以内の食事は歯の着色が起こりやすい
・ホワイトニング直後の朝食では、パンに塗るジャムやコーヒーなどを避けるべき
・昼食で麺類を食べる際は、ラーメンのスープ、パスタソースなどに注意すべき
・夕食はおかずの味付け、飲むお酒の種類を慎重に選ぶべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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