小児の乳歯について親御さんが知っておくべき3つのコト

大人の場合、しっかり歯磨きを行ったり、歯科クリニックで定期検診を受けたりと、ある程度自身で虫歯対策ができます。
一方、小児の場合、親御さんがしっかり管理をし、乳歯に関する知識も持っておかなければ、虫歯は予防できません。
今回は、小児の乳歯について親御さんが知っておくべきことを解説します。

虫歯ができやすい場所について

親御さんは、まず小児の乳歯における虫歯ができやすい場所を把握しておきましょう。
こちらの知識があれば、どの部分を重点的にブラッシングすれば良いのかがわかり、虫歯対策につながります。

乳歯でもっとも虫歯ができやすい部分は、奥歯の歯と歯の間です。
こちらの部分は、注意深くチェックしなければ見えない部分であるため、虫歯が進行していてもなかなか気付かず、突然穴が見つかるケースも多いです。

また、奥歯の歯と歯の間はとても狭いため、歯ブラシとデンタルフロスを合わせて使用しなければ、汚れが残ってしまう可能性が高いです。

虫歯の色について

小児の乳歯について親御さんが知っておくべきこととしては、虫歯の色も挙げられます。

一般的に、虫歯と聞くと黒をイメージする方がほとんどだと思います。
白い歯の中心部のみが黒くなり、ポッカリと穴が開いているようなイメージです。

しかし、乳歯の虫歯は大人のように黒くありません。
どちらかというと白に近いケースが多いため、見た目ではわかりにくく、発見が遅れる可能性は非常に高いです。

ちなみに、小児ならではの白っぽい虫歯は、黒い虫歯と比べて進行も早いとされています。

虫歯の痛みについて

親御さんは、小児の乳歯が虫歯になったとき、あまり痛みが出ないということも把握しておきましょう。

小児は大人ほど痛みの感覚が発達していないため、虫歯がかなり進行し、強い痛みになってから初めて気付くということも多いです。
具体的には、虫歯によって乳歯に穴が開き、そこに食べカスが詰まることで歯茎が腫れ、初めて痛みを感じるようなケースです。

親御さんは仕上げ磨きの際の異変を見逃さないようにし、このような状況になる前に歯科クリニックに相談することを心掛けましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・奥歯の歯と歯の間は、小児の乳歯がもっとも虫歯になりやすい箇所

・小児の乳歯における虫歯は白に近く、発見が遅れるケースが多い

・白っぽい虫歯は、大人の黒い虫歯と比べて進行するのも早い

・小児は大人ほど痛みの感覚が発達していないため、乳歯の虫歯がかなり進行してから気付くことも多い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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