早食いをすることのデメリットと主な対策について

普段の食事において、ついつい早食いをしてしまいがちな方は少なくないと思います。
「早くお腹を満たしたい」「少しでも食事以外の時間を確保したい」など理由はさまざまですが、こちらはあまり良いことではありません。
今回は、早食いのデメリットと主な対策について解説したいと思います。

早食いのデメリットについて

早食いのデメリットとしては、まず虫歯のリスクが高まることが挙げられます。

ものを噛む回数が少ないと、唾液の分泌量は減少します。
唾液には、口内の細菌を洗い流す自浄作用がありますが、分泌量が少なくなれば当然こちらの作用も弱くなり、虫歯や歯周病、口臭などのリスクは高まります。

また、胃腸に負担がかかることも、早食いのデメリットの1つです。

唾液には、デンプンを分解して消化吸収をサポートするアミラーゼという消化酵素が含まれていて、分泌量が減少することでこちらの働きが弱くなると、胃腸は消化吸収をするために、より多く働かなければいけなくなります。

ちなみに、満腹感を得られずに太りやすくなることや、脳の働きが鈍くなることなども、代表的な早食いのデメリットです。

早食いを防止するための主な対策について

早食いにはいくつかのタイプがあります。

まず、あまり噛まずに飲み込む癖があり、どうしても早食いになってしまうという方は、噛む回数の目標を立ててみましょう。
食べ物の形がなくなってから、飲み込むことを意識するのも効果的です。

また、食べるスピードはそれほど早くないにもかかわらず、一口の量が多いことで早食いになってしまっている方は、箸で食べ物を掴む際、いつもより少なめに取るようにしましょう。
カレーなどを食べる際は、いつもより小さいスプーンを使用するのも1つの手です。

その他、美味しいものをどんどん食べたいという方は、次から次へと食べ物を口の中に入れ、早食いになってしまうこともあります。
このような場合は、先の食べ物を飲み込んでから、次のものを口に入れることを意識すべきです。

箸やスプーンが止まらないという場合は、一口ごとにこれらの道具を置き、しっかりと咀嚼する時間を作ることも重要です。

まとめ

今回の記事のポイントは以下になります。

・早食いには虫歯や歯周病、口臭などのリスクを高めるというデメリットがある

・胃に負担がかかること、太りやすくなることなども早食いのデメリット

・噛む回数や箸、スプーンで一度に取る量を意識することで、早食いは改善される

・食事中は、一口ごとに箸やスプーンを一度置くことも重要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

埼玉県和光市で歯科(歯医者さん)をお探しの際には、是非、和光おとなこども歯科にご連絡ください!
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。
タイトルとURLをコピーしました