幼いお子さんを持つ親御さんの中には、「何歳になったら、歯科クリニックに通わせるべきなのか?」という疑問を持っている方もいるかと思います。
通院させるのが遅れ、幼い頃から口内環境が悪くなってしまうことは避けたいところです。
今回は、幼児を歯科クリニックに通わせる年齢を中心に解説します。
幼児を歯科クリニックに通わせる年齢について
初めて幼児を歯科クリニックに通わせる年齢の目安は、ずばり1歳半前後です。
歯自体は生後6~7ヶ月頃には生え始めますが、元々の歯質や離乳食の進み具合などにより、虫歯になりやすいかどうかは変わってきます。
そのリスクをチェックするのに適しているのが、1歳半前後だということです。
1歳半前後は、前歯が生え揃い、奥歯が生え始めるくらいの年齢であり、虫歯リスクの高い奥歯が生え始めるこれくらいの年齢になったら、一度歯科クリニックで検診を受けるべきです。
0歳で歯科クリニックに通院させてもOK
前述の通り、幼児を歯科クリニックに通わせる年齢の目安は1歳半前後ですが、場合によっては0歳でデビューさせてもOKです。
特に、離乳食の進み具合が早い幼児、すでにお菓子やジュースなどを良く摂取している幼児は、少し虫歯リスクが高くなるため、早めに通院させましょう。
また、幼児の歯が生え始める前や生え始めた直後、つまり生後6ヶ月前後で歯科クリニックに通わせることも検討すべきです。
これくらい早く通院することで、歯が生え始めた後の磨き方、離乳食の正しい与え方などをレクチャーしてもらえます。
幼児を歯科クリニックに通わせる際の注意点
幼児を歯科クリニックに通わせる際、親御さんはなるべく幼児の機嫌が良い時間を見計らい、予約を取るようにしましょう。
幼児は月齢により、起床時間や就寝時間、ミルクや離乳食の時間が変わってきます。
また、歯科クリニックへの通院時間が昼寝や食事の時間とかぶってしまうと、幼児の機嫌は悪くなり、なかなか言うことを聞かなかったり、泣き叫んだりしてしまうことがあるため、注意してください。
予約の際、歯科クリニックに対し、普段機嫌の良い時間帯を伝えることで、ある程度対応してもらえる可能性があります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・初めて幼児を歯科クリニックに通わせる年齢の目安は1歳半前後
・離乳食の進み具合などによっては、0歳から通わせてもOK
・歯が生え始める前、あるいは直後に通院させると、口内ケアのアドバイスがもらえる
・幼児を歯科クリニックに通わせる際は、機嫌の良い時間帯に予約すべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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