バニラアイスを食べても虫歯になりにくい理由について

初夏に入り、少しずつ暑い日が増えてきました。
このような時期には、バニラアイスを食べたくなるという方も多いかと思います。
また、こちらは多くの糖分が含まれるものですが、実は虫歯になりにくいおやつの1つとされています。
今回は、バニラアイスを食べても虫歯になりにくい理由を中心に解説したいと思います。

バニラアイスを食べても虫歯になりにくい理由は?

虫歯の主な原因は、虫歯菌の好物である糖分が口内に残ることです。
そう考えると、糖分が多いバニラアイスは、虫歯のリスクが高いように感じるかもしれませんが、実際はそうではありません。

バニラアイスを食べても虫歯になりにくい理由としては、糖分が多く含まれる他のおやつと比べて、固形のまま口内に残りにくいことが挙げられます。

例えば、ドーナツやキャンディーなどのおやつは、口内に固形のまま滞在する時間が長かったり、歯と歯の間に詰まったりする可能性が高いです。
一方、バニラアイスは口内に入れた瞬間すぐに溶けるため、歯と歯の間に詰まることはありませんし、歯の表面に付いたものも、歯磨きや口をすすぐことで簡単に落とすことができます。

一般的なカップのバニラアイス以外はNG

虫歯になりにくいのは、あくまでカップに入った一般的なバニラアイスです。
クッキーやチョコチップ入りのもの、コーンに盛られたソフトクリームなどのアイスは、虫歯につながる可能性が高いため、おすすめできません。

なぜなら、固形のものが含まれる場合、それらが歯に詰まる可能性が高いからです。

また、同じバニライアイスであっても、チューブに入っているものを吸って食べるようなタイプは、少し虫歯リスクが高くなります。
こちらは、チューブに入ったバニラアイスが溶け始めるまで食べることができず、食べるのに時間がかかり、口内における糖分の滞在時間が長くなることが理由です。

歯がしみる場合は食べるのを控えよう

バニラアイスは、虫歯のリスクが低いという話をしましたが、食べると歯がしみる場合は、食べるのを控えるべきです。

アイスが歯にしみる場合、知覚過敏の可能性がありますし、虫歯によって歯が欠けていたり、穴が開いてしまっていたりすることにより、神経に刺激が伝達しやすくなっていることも考えられます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・バニラアイスが虫歯になりにくい理由は、固形のまま口内に残りにくいから

・クッキーやチョコチップ入りのもの、コーンに盛られたアイスはNG

・チューブタイプのバニラアイスは食べるのに時間がかかるため、かえって虫歯リスクが高くなる

・アイスが歯にしみる場合はなるべく食べるのを控えるべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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