電動歯ブラシが動かないときに確認したいポイントについて

電動歯ブラシは、毎日の歯磨きをサポートしてくれる非常に便利なアイテムです。
しかし、通常の歯ブラシとは違い、電動歯ブラシは電化製品であるため、故障する可能性があります。
ここからは、電動歯ブラシが動かなくなってしまった場合に、確認したいポイントをいくつか解説します。

充電器のプラグが挿さっているかどうか

電動歯ブラシが動かない場合のチェックポイントには、まず充電器のプラグが挙げられます。
きちんとコンセントにプラグが挿さっていない場合、充電したつもりができておらず、電源が入らないことがあります。

例えば、ドライヤーなどを使用するために電動歯ブラシの充電器のプラグを抜き、そのままにするケースなどは、洗面台のコンセントを使用する場合にありがちなため、注意してください。

また、マルチタップで電動歯ブラシを充電している方は、そもそもマルチタップ自体がコンセントに接続されているかどうかをチェックしましょう。

バッテリーが残っているかどうか

電動歯ブラシが動かなくなった場合のチェックポイントとしては、バッテリーの残量も挙げられます。

たとえ充電用のプラグはしっかり挿さっていたとしても、充電時間が短い場合、歯を磨いている途中で急に動かなくなることが考えられます。

また、電動歯ブラシのバッテリーは、長年使用することで少しずつ長持ちしなくなってきます。
そのため、歯磨きに支障をきたすほどバッテリーが切れやすい場合は、新しい製品に交換するのが無難だと言えます。

本体や充電器の接続部分が汚れていないか、濡れていないか

電動歯ブラシが動かない場合のチェックポイントとしては、本体や充電器の接続部分も挙げられます。
こちらがひどく汚れている場合、接触が悪くなり、プラグが挿さっていてもうまく充電できないことがあります。

また、接続部分が濡れている状態で充電すると、反応しなかったり、電動歯ブラシ本体と充電器の両方が故障してしまったりするため、使用後の保管時には注意しましょう。

ちなみに、汚れや水気を拭き取ってから再度充電し、問題なくバッテリーが復活していれば、故障はしていません。

電動歯ブラシが使用中に止まるのはなぜ?

電動歯ブラシの中には、使用中に一瞬止まることがあります。
こちらの理由は、磨きすぎを防止するためです。

電動歯ブラシには、推奨磨き時間というものが存在します。
大手の電動歯ブラシメーカーは、推奨歯磨き時間を約2分としていて、こちらよりも長く磨くと、かえって歯や歯茎へ悪影響を及ぼす可能性があります。

このような状況を防止するために、一部の電動歯ブラシは、使用中に停止し、「そろそろ磨くのをやめてください」という合図を送っているというわけです。

ちなみに、製品によって停止する間隔や時間は異なります。

また、電動歯ブラシで歯を磨く際は、上顎の左右、下顎の左右の計4つに磨くエリアを分割し、1ヶ所あたり30秒ずつ磨くのが理想とされています。

このことから、1ヶ所当たりの磨き時間における目安となるように、30秒に1回ずつ、動作を停止させるように設計されていることもあります。

故障した電動歯ブラシの特徴

上記のようなポイントを確認したにもかかわらず、正常に動作しない場合、その電動歯ブラシは故障している可能性があります。
具体的には、以下のような特徴が見られる場合、買い換えが必要となる可能性が高いです。

・電源が入らない
・ブラシが回らない
・異音がする

本体のバッテリーの劣化、充電器の故障などが見られると、充電できなかったり、電源が入らなかったりすることがあります。

また、電源は入るものの、ブラシが回らず磨くことができない場合や、稼働時に異音がする場合なども、故障している状態だと言えます。

ちなみに、高温のキーンとした音がする場合は、速やかにメーカーに相談することをおすすめします。

電動歯ブラシの保証について

電動歯ブラシが故障したとしても、メーカーの保証が付いている製品であれば、買い直さなくても修理してもらえる可能性があります。

例えば、大手メーカーであるフィリップスは、高級機種について3年保証を宣伝していますし、その他のメーカーについても、2年や3年の保証制度を設けているケースが多々見られます。

また、電動歯ブラシの平均寿命は2年程度とされているため、こちらの保証制度を利用できれば、ちょうど寿命が訪れたくらいのタイミングで、新しい電動歯ブラシを手に入れられる可能性があります。

交換が面倒な方はサブスクがおすすめ

電動歯ブラシのサブスクは、毎月電動歯ブラシの替えブラシを届けてもらえるサービスです。

具体的には、初回に本体と替えブラシが届き、その後は替えブラシの金額のみで利用できるサービスが多く、電動歯ブラシを長く気軽に使い続けられるのが魅力です。

高価で出せない方や、替えブラシを買う手間、買い忘れなどをなくしたい方にはおすすめです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・電動歯ブラシが動かない場合は、充電器のプラグがしっかり挿さっているか確認すべき

・バッテリーの残量も、電動歯ブラシが動かない場合のチェックポイント

・何度充電してもすぐにバッテリーが切れる場合、新しい製品に交換すべき

・本体や充電器の接続部分に汚れ、水気がある場合はうまく充電できない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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