しっかりと朝食を摂ることには、脳のエネルギー補給や便秘・肥満の解消、丈夫な身体づくりといったさまざまなメリットがあります。
しかし、朝食の中には意外と虫歯のリスクが高いものもあるため、摂取のしすぎには注意しなければいけません。
具体的にどのようなものが該当するのか見てみましょう。
グラノーラ
穀物を加工したシリアル食品であるグラノーラは、朝食をあまり食べられない方でも手軽に栄養補給ができる食品として人気です。
しかし、たいていの市販商品には多くの砂糖が含まれているため、虫歯のリスクは高いと言えます。
シリアルそのものには問題がなくても、ドライフルーツやハチミツ、アガペシロップといったものには多くの砂糖が含まれているため、注意してください。
また、グラノーラに含まれるドライフルーツは歯に付着しやすく、摂取後には必ずしっかりブラッシングをすることをおすすめします。
低脂肪ヨーグルト
健康に気を遣い、朝食として低脂肪ヨーグルトを摂取している方は多いかと思います。
しかし、実はこちらには、スプーン数杯分の砂糖が含まれている可能性があり、食べすぎると虫歯のリスクは高くなってしまいます。
市販の低脂肪ヨーグルトは、名前の通りヨーグルトから脂肪が取り除かれていますが、代わりに砂糖を加えて美味しく仕上げているケースがほとんどです。
そのため、朝食としてヨーグルトを食べるのであれば、低脂肪や味が付いているものは避け、プレーンタイプを選びましょう。
その方が、まだ虫歯のリスクは軽減されます。
バナナ
手軽にパッと食べることができ、なおかつ腹持ちも良いバナナは朝食としてとても人気があります。
また、少量の果物であれば、低糖質ダイエットに適したものもありますが、バナナはそれに適しているとは言えません。
ラズベリー、ブラックベリーといった低糖質の果物とは違い、バナナにはデンプンが含まれています。
ちなみに、デンプンが含まれるバナナ1本分の糖質量は、ミディアムサイズで通常の食パン2枚分にも相当すると言われていて、毎日摂取することで虫歯のリスクも上昇する可能性があります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・グラノーラに含まれるドライフルーツやハチミツなどには、多量の砂糖が含まれている
・ドライフルーツは歯に付着しやすいため、虫歯のリスクが高い
・低脂肪ヨーグルトには脂肪の代わりに多くの砂糖が含まれている
・バナナ1本分の糖質量は食パン2枚分相当であり、意外と虫歯のリスクは高い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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