早いもので、2021年もあと数日で終わりを迎えます。
また、年末年始にはさまざまなイベントがあり、多くの方が忙しくなるかと思いますが、このような時期だからこそ気を付けたいのが虫歯です。
今回は、年末年始における虫歯対策、そして歯の痛みへの備えについて解説したいと思います。
年末年始における虫歯対策とは?
年末年始は、クリスマスや忘年会、お正月や新年会など、ワイワイお酒を飲んだり、食事をしたりする機会が増加します。
コロナの影響もあり、長時間の会食を避ける方は多少増えていますが、それでも普段より機会が増えることはほぼ間違いありません。
また、このようなイベントが続くと、帰宅後にそのまま眠ってしまいなど、どうしても歯磨きがおろそかになるケースも多くなります。
虫歯菌は就寝中に一気に増殖するため、たとえ年末年始に食事をするイベントが増えたとしても、虫歯予防のためのデンタルケアだけは怠ってはいけません。
その他、年末年始は“ダラダラ食べ”にも注意しなければいけません。
特に年始は、ゆっくりと自宅で過ごすという方が多く、おせち料理やお菓子などをダラダラと食べたり、長時間お酒を嗜んだりする方も増える傾向にあります。
このような食事の摂り方をすると、口の中は常に酸性になってしまい、虫歯菌が大好きな環境が出来上がるため、虫歯予防の観点でいうと非常に危険です。
ダラダラしたくなる気持ちはわかりますが、なるべく食事や飲酒の時間はある程度事前に決めておき、これまでと同じようにブラッシングも欠かさないようにしましょう。
年末年始における歯の痛みへの備え
年末年始は、当然ながら多くの歯科クリニックが休診しているため、虫歯が急に痛み出すと非常に厄介です。
そのため、万が一に備え、ドラッグストアなどで鎮痛剤は必ず確保しておきましょう。
症状が軽い虫歯であれば、年が明け、歯科クリニックが診療を再開するまでの間、鎮痛剤でも乗り切れる可能性が高いです。
また、鎮痛剤では効果がない場合、冷却枕や氷をタオルで包んだものなどを使用し、痛みのある部分を外側から冷やすのも効果的です。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・年末年始は飲酒などを伴うイベントが増え、どうしても歯磨きがおろそかになりがち
・年末年始(特に年始)は“ダラダラ食べ”が増え、虫歯のリスクが高くなる
・年末年始、万が一虫歯が痛んだ場合の備えとして、鎮痛剤は用意しておくべき
・鎮痛剤が効かない場合、冷却枕や氷を包んだタオルなどで患部を冷やすのも効果的
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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