小児歯科で学びたい虫歯が多い子どものデメリットについて

小児歯科では、子どもの虫歯治療を受けることができるだけでなく、正しい歯磨きの方法をレクチャーしてもらったり、その他の虫歯対策について教えてもらったりすることも可能です。
今回は、親御さんが小児歯科で学ぶべき、虫歯が多い子どものデメリットについて解説したいと思います。

歯並びが悪化する

小児の虫歯が多いことによるデメリットと聞いて、多くの方が真っ先に思い浮かぶのは、“痛みを感じる”ということだと思います。
また、こちらと同じくらい代表的なデメリットとしては、“歯並びが悪化する”ということが挙げられます。

小児の虫歯が増えると、生え変わるべきタイミングよりも早く抜歯することになったり、歯がボロボロになったりして、周囲の歯が移動することがあります。
その結果、永久歯がずれた位置から生え、成長したときの歯並びは悪化してしまいます。

運動能力が発揮できない

虫歯が多い子どものデメリットとしては、“運動能力が発揮できない”ということも挙げられます。

陸上競技や球技、武道など、運動をする際はその内容に関わらず、しっかり歯を食いしばらなければいけません。
歯を食いしばることにより、速い球を投げることができたり、強く地面を蹴ることができたりするからです。

一方、小児の虫歯が多かったり、こちらが原因で噛み合わせが悪かったりすると、うまく歯を食いしばることができず、持っている運動能力を十分に発揮できません。

太りやすい

虫歯が多い子どもは、健全は歯が多い子どもに比べて太りやすい傾向にあります。
こちらは、虫歯の痛みから食べ物を十分に咀嚼できず、満腹中枢が刺激されにくくなることが理由です。
つまり、痛みに耐えかねて早食いをしてしまうことで、なかなか満腹にならないということです。

また、虫歯が多い子どもは、うどんやカレー、シチューなどの噛めなくても食べられる食事を好みやすくなりますが、これらはカロリーオーバーになりやすく、肥満の原因になります。

もちろん、このような偏食が続くと、筋肉維持のために必要な動物性タンパク質、体調を整えるビタミンやミネラル、食物繊維などが不足し、栄養不足にもつながりやすくなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・小児歯科では子どもの虫歯予防対策について教えてもらうことができる

・小児の虫歯が増加すると、周囲の歯が移動し、後々歯並びが悪化する可能性がある

・虫歯が多いと食いしばることができず、運動能力をうまく発揮できなくなる

・虫歯が多い子どもは太りやすく、栄養も不足しがちになる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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