冷たいものや熱いもので歯が痛む原因

例えば、キンキンに冷えたドリンクやアイスを口にしたとき、歯の痛みを感じられるケースがあります。
あるいは、熱い食べ物や飲み物を口にしたとき、同じように痛みが出ることも考えられます。
虫歯と温度の関係はどうなっているのでしょうか。
ここからは、冷たいものや熱いもので歯が痛む原因を、各々解説していきます。

冷たいもので歯が痛む原因は?

冷たい食べ物、飲み物を口にしたときに歯が痛むという方は、何らかの原因で象牙質が露出していることが考えられます。

歯の表面をコーティングしているエナメル質は、外部からの刺激を神経に伝えません。
しかし、エナメル質の下にある象牙質には、表面に無数の小さな穴があり、ドリンクやアイスなど、冷たいものの刺激を伝達してしまいます。

ちなみに、象牙質が露出する代表的な原因としては、やはり虫歯が挙げられます。
虫歯が原因で冷たいものがしみる場合、痛みは一瞬ではなく、基本的には10秒以上継続します。

熱いもので歯が痛む原因は?

熱いものを口にしたときに歯が痛む場合、虫歯がかなり進行している可能性が高いため、注意しましょう。

前述の通り、虫歯を発症し、歯の組織の1つである象牙質が表に露出すると、冷たいものを口にしたときに痛みを感じるようになります。
このとき、歯根の奥の方にまで細菌が到達すると、熱いものでも痛みを感じてしまいます。

ちなみに、熱いものが“しみる”程度の痛みであれば、まだ早急な治療でなんとか対処できますが、こちらが“ズキズキ”と痛む場合は、かなり深刻な状況です。
このようなケースでは、歯根の先に膿が溜まっていることが多く、放置すると顔の腫れ、我慢できないほどの激しい痛みに見舞われる可能性も否めません。

少しでも違和感があれば歯科クリニックに通院しよう

冷たいものや熱いもので歯が痛む原因の多くは虫歯であり、その時点である程度進行していることが考えられます。
食事の際、少しでも痛みがあれば、歯科クリニックに通院しましょう。

もっといえば、痛みが出ていなくても、歯に黒ずみが見られる場合や、何かしらの違和感がある場合には、すぐ相談することをおすすめします。
虫歯は自然には治らないため、間違っても放置することだけはないようにしてください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・冷たい食べ物、飲み物を口にしたときに歯が痛む原因は象牙質の露出

・象牙質が露出する代表的な原因は虫歯

・熱いものを口にしたときに歯が痛む場合、虫歯がかなり進行している可能性が高い

・痛みが出ていなくても、歯に違和感がある場合にはすぐ通院すること

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

埼玉県和光市で歯科(歯医者さん)をお探しの際には、是非、和光おとなこども歯科にご連絡ください!
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。
タイトルとURLをコピーしました