インプラント治療を受けた後、炎症が起こったときの対処法

インプラント治療は、一度歯を失った方でも受けることができる人気の高い治療です。
ただし、場合によっては治療後、施術部分が炎症を起こしてしまうこともあります。
本記事では、これからインプラント治療を検討している方に向け、炎症が起こったときの対処法を解説しましょう。

インプラント治療後に炎症が起こる理由

インプラント治療後の炎症は、主に身体の免疫・防御反応によって起こるものです。

インプラント治療は、歯茎を切開するなどの外科手術を伴います。
これによって傷つけられた部位は免疫・防御反応が働き、炎症や腫れはそのうちの一つです。

血流を増やし、傷ついた部位の再生に必要な養分などを集め、早く治そうとしています。
そのため、治療後の炎症は身体の正常な反応と言えます。

しかし、中には細菌感染による炎症もあります。
細菌感染は、歯科クリニックの衛生管理に問題があることや、術後のセルフケアが不十分であることなどが原因です。

施術部分に触れない

インプラント治療後、炎症が起こってしまった場合は、まず施術部分に触れないことを意識しましょう。
違和感があるからといって何度も触れてしまうと、なかなか腫れが引かなかったり、細菌が入って症状が悪化したりする可能性があります。

特に、治療を受けてから1~2週間前後は、まだ傷口がふさがっていないため、気になっても触れるのを我慢してください。
1~2週間経過すると、傷口がふさがるとともに、少しずつ炎症や違和感も薄れていきます。

優しく歯磨きをする

インプラント治療後に炎症が起こってしまった場合は、歯磨きによって口内を綺麗にすることで、ある程度改善されることがあります。

しかし、早く違和感を取り除きたいからといって、ゴシゴシと強い力で磨くのは良くありません。
歯茎に刺激を与えすぎてしまうと、かえって腫れが増したり、傷口の治りを遅くしたりしてしまいます。

ちなみに、このときに使用する歯磨き粉は、なるべく低刺激のものにしましょう。
具体的には、研磨剤や強いミントなどの香料が含まれていないものをおすすめします。

何を選べば良いかわからないという方は、歯科クリニックに相談し、適した商品を紹介してもらいましょう。

薬を服用する

インプラント治療後に炎症が起こってしまったときは、歯科クリニックから処方された薬を服用することも大切です。

ただし、用法・用量を守らず、痛むときだけ服用すると、あまり効果が発揮されないことがあるため、注意してください。
このような処方薬は、歯科クリニックの指示をきっちり守って服用することで、初めて正常に作用します。

ちなみに、用法・用量を守って服用したにもかかわらず、一向に炎症が治まらないという場合は、口内で何かしらの問題が発生しているかもしれません。
少しでも違和感を覚えたら、すぐ歯科クリニックに相談してください。

濡れタオルで冷やす

インプラント治療後の炎症は、濡れタオルで冷やすことでもある程度改善されます。
適度に冷たいタオルで頬の外側を冷やすことにより、腫れや炎症は鎮まりやすくなります。

ただし、冷やしすぎるとインプラントが骨と結合しにくくなるため、直接口に氷を含むといった行動は避けるようにしましょう。

また術後48時間後までは、冷やしてもあまり効果がなく、かえって炎症がおさまるまでの期間が長引いてしまう可能性があります。

ちなみに治療からしばらく経って炎症が起こった場合、何らかの異常が起きている可能性があるため、速やかに医師の診断を受けましょう。

飲酒や喫煙を避ける

インプラント治療後に炎症が起こっている場合は、飲酒や喫煙などを避けるようにしましょう。

飲酒は血流を増加させ、炎症だけではなく出血や痛みを発生させる可能性もあります。
飲酒以外でいうと、運動や長時間の入浴なども避けるのが無難です。

また喫煙は歯茎の免疫力を低下させ、血行を悪化させます。
血流が悪くなると栄養が適切に運ばれず、手術後の回復が遅れる可能性があるため、炎症が見られる場合はすぐに禁煙することが望ましいです。

インプラント周囲炎になった場合

インプラント治療後、単なる炎症ではなく、インプラント周囲炎を発症することがあります。

インプラント周囲炎は、赤みや腫れなどの症状が悪化し、粘膜だけでなく歯槽骨にまで症状が広がるというものです。
進行すると次第に骨が溶けていき、歯茎から膿が発生したり、インプラント自体に痛みや違和感を覚えたりします。

さらに症状が進行すると、歯槽骨がインプラントを支えきれなくなり、インプラントのぐらつきや脱落が起こります。

もしインプラント周囲炎になったら、自宅での応急処置で改善させるのは難しいです。
このような場合、歯科クリニックで非外科的治療、外科的治療のいずれかを受けることになります。

非外科的治療は外科手術を行わず、インプラント周囲の歯石除去や歯周ポケットの洗浄などを行うものです。
一方外科的治療は、歯茎を切開し、インプラント体に直接アプローチをする治療法です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療後に炎症が起きた場合は、直接患部に触れないことを意識する

・歯磨きで口内を綺麗にすれば、ある程度炎症は治まる可能性がある

・歯磨き粉は研磨剤、刺激の強いミントなどの香料が含まれないものを選ぶべき

・歯科クリニックから処方された薬を服用するのも対処法の1つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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