虫歯予防に最適!~唾液の分泌量を減らさないための工夫~

唾液は細菌を洗い流す役割を担っていて、分泌量が多ければ多いほど、その役割は強力になります。
逆に、分泌量が少ないと細菌が口内で停滞し、虫歯のリスクを高めてしまいます。
今回は、虫歯予防の一環として実践したい、唾液の分泌量を減らさないための工夫について解説したいと思います。

カフェイン、ポリフェノールを摂りすぎない

虫歯予防として、唾液の分泌量を減らさないようにするためには、カフェインやポリフェノールの摂取量を抑えましょう。

カフェインは、コーヒー豆や茶葉に含まれる苦味を持った成分で、アルカノイドという化合物の仲間です。
覚醒作用や解熱鎮痛作用があり、眠気、倦怠感、頭痛に効果がある医薬品としても使用されています。

そして、ポリフェノールは植物が光合成によって生成する抗酸化物質であり、活性酸素の悪影響を防いでくれる効果があります。

これらの成分は、適量であれば身体に悪いものではありませんが、摂取しすぎると唾液の分泌を抑制する可能性があるため、注意しましょう。
つまり、口内を潤すための水分補給が、かえって水分を奪い、虫歯のリスクを高めることになるということです。

ちなみに、カフェインやポリフェノールが豊富な飲み物には、以下が挙げられます。

・緑茶
・紅茶
・日本茶
・コーヒー など

咀嚼回数を増やす

虫歯予防として、唾液の分泌量を増やすためには、意識して咀嚼回数も増やすようにしましょう。

食べ物を口に入れ、噛む回数があまりにも短い場合、十分に唾液は分泌されません。
よって、たとえ柔らかいものであっても、意識してしっかり噛んだ上で飲み込むことが大切です。

ちなみに、以下のような食べ物は、あまり噛まずに飲み込んでしまいがちなため、注意してください。

・うどん等の麺類
・ハンバーグ
・ケーキ
・豆腐 など

リラックスして過ごす

リラックスして過ごすことも、虫歯予防として唾液の分泌量を増やす方法の1つです。

唾液の分泌は、自律神経(交感神経、副交感神経)によって調節されています。
リラックスした状態の場合、サラサラの唾液が多く分泌される一方で、ストレスが溜まっているときには、少量のネバネバした唾液しか分泌されません。

ここ最近、コロナ自粛などでストレスが溜まっている方も多いかもしれませんが、なるべくリラックスできるよう、規則正しい生活を心掛けましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・カフェインやポリフェノールを摂りすぎると、唾液の分泌が抑制される可能性がある

・虫歯予防として唾液量を増やすためには、意識して咀嚼回数を増やすことも重要

・リラックスして過ごすと、サラサラの唾液が多く分泌されやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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