虫歯に関する素朴な疑問にお答えします~虫歯Q&A~

「歯痛=虫歯」というのは誰しもご存知でしょうが、細かい原因や治療法、予防法に至るまで熟知している方は、そう、多くありません。
何故なら、虫歯についてしっかり学ぶ機会が少ないからです。
今回は虫歯について学ぶ他、素朴な疑問にもお答えしていきますので、どうぞ最後までご覧ください。

小さな虫歯を大きく削る理由は?

一見小さな虫歯にもかかわらず、歯科クリニックで大きく歯を削られた経験のある方はいませんか?
このような経験をした方は「なぜ虫歯の部分だけ削らないのか?」という疑問を持っているかと思います。

こちらの理由としては、“目に見えている部分以外にも虫歯が広がっている”ということが挙げられます。
つまり、小さく見える虫歯が実際はかなり広がっていることで、大きく削らざるを得なかったということです。

特に、咬合面の溝などに見られる虫歯は、見えない内部で広がっている可能性が高いため、大きく削られるのは致し方ありません。

虫歯治療後、金属の詰め物がしみるのは大丈夫?

虫歯を治療し、金属の詰め物をしたにもかかわらず歯がしみるという経験をした方は、「このままで大丈夫なのか?」という疑問を抱くでしょう。
しかし、こちらは問題ないケースがほとんどなので、安心してください。

虫歯を治療する際は歯を削って除去しますが、その後は少しの間敏感な状態が続くため、金属の詰め物で塞いでいてもしみることがあります。
そして、金属の詰め物は、他の素材と違って温度を伝達しやすいため、冷たいものや熱いものがしみやすくなることも考えられます。

数日~数週間程度でこれらの刺激には慣れるため、少しの間だけ我慢しましょう。

跳び跳ねると痛みが生じるのは虫歯?

スポーツで跳び跳ねて着地したとき、歯の痛みを感じる場合は、虫歯になっている可能性が高いです。
こちらは、着地の際の振動が虫歯に伝わることが原因です。

具体的には、神経の近くまで進行した大きな虫歯がある場合に起こりやすい症状で、活発に運動をすることが多い10代の方に多く見られます。

歩くだけで痛みが生じるような場合は、特に症状が悪化しているため、すぐ歯科クリニックを訪れましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・一見小さな虫歯でも、隠れている部分があると大きく削ることもある

・虫歯を治療し、金属の詰め物をした後は、少しの間しみやすくなることがある

・飛び跳ねたときに歯が痛む場合、重い虫歯になっている可能性が高い

・虫歯の疑問や痛みが少しでもある場合、歯科クリニックに相談すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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