虫歯を放置していると太るのはなぜ?~3つの理由について~

虫歯を治療せずそのままにしていると、激しい痛みや炎症、口臭などさまざまな症状につながります。
当然、これらの症状が、日常生活に支障をきたす可能性もあります。
皆さんは、虫歯を放置すると“肥満”にもつながりやすいって、ご存知でしたか?
今回は、虫歯の方が太る原因について解説しましょう。

噛むことを避けるから

虫歯を放置している方が太る原因には、まず“噛むことを避ける”ということが挙げられます。

虫歯が進行すると、冷たいものや熱いものがしみるため、食べものを噛みたくてもなかなか思うように噛めません。
さらに重度の虫歯になると、歯と歯が触れ合っただけで痛かったり、何もしていなくても常に痛かったりすることもあります。

このような状況になると、多くの方は噛むことを避けるようになります。
そして、十分噛まずに飲み込むことで早食いになり、満腹感を感じるまでに時間がかかるため、ついつい食べる量が増え、太ってしまうという仕組みです。
これこそ、虫歯が引き起こす悪循環と言えるでしょう。

十分に噛めていないから

虫歯を放置すると太る理由には、“十分に噛めていない”ということも挙げられます。

“早食い=太る”ということを理解できている方は、虫歯があるとわかっていても、何とか逆側の歯でゆっくり食べものを噛み、飲み込もうとするでしょう。

しかし、片側の歯で噛むだけでは、十分に食べ物を細かく砕くことができません。
その結果、時間をかけて食事をしているにもかかわらず、太ることがあります。

ちなみに、よく噛まずに食事をすると、胃に大きな負担がかかり、胃痛や胃酸の出すぎによる胃潰瘍、胃食道逆流症などを引き起こす可能性もあります。

ストレスが溜まるから

”ストレスが溜まる“ということも、虫歯を放置すると太る原因の1つです。

“思い通りに食事ができない”ということは、普段食べるのが好きな方にとって、非常に大きなストレスでしょう。
そのような方は、なるべく歯にしみにくい、高カロリーのものを大量に摂取し、自由に食べられないストレスを発散しようとしがちです。

つまり、普段より美味しさが半減する分、たくさん量を食べて満足しようと考えるわけです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯が痛む場合、噛むことを避けるため、早食いや肥満につながりやすい

・虫歯と逆側の歯で噛むだけだと、十分に消化できずに太る場合がある

・消化不良は胃の負担や病気にもつながる

・虫歯で思い通りに食事ができないと、ストレスが溜まって食べる量が増えやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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