虫歯の放置で発生する身体の異常~発熱・肩こり・食欲不振~

虫歯があるにも関わらず、治療せずに放置していると、当然痛みが増したり、症状が進行したりします。
それだけでなく、発熱や肩こり、食欲不振など、さまざまな身体の異常につながるおそれもあります。
今回は、なぜ虫歯の放置によって、上記のような異常が出るのかについて解説しましょう。

虫歯の放置が発熱につながる原因

虫歯を治療せずそのままにしていると、歯以外の組織にまで炎症や感染が達します。
このような状況にまで虫歯が進行すると、発熱を伴うことがあるため、注意しましょう。

発熱というのは、体内に侵入したウイルスや細菌などの微生物から、身体を守るための防御反応です。
つまり、これ以上体内で虫歯菌を繁殖させないために、身体が体温を上げることによって、発熱につながるということです。

ちなみに、虫歯の放置によって発熱した場合、骨髄炎や副鼻腔炎などを引き起こしている可能性もあるため、早急に歯科クリニックを受診しましょう。

虫歯の放置が肩こりにつながる原因

虫歯を治療せず、痛みがある状態が継続する場合、その痛みを避けようと、無意識に偏った噛み方をしてしまいます。
そして、偏った噛み方は顎やその周辺の筋肉を疲労させることにつながり、次第に肩こりを引き起こします。

歯の痛みが生じてからすぐに治療すれば、虫歯とともに肩こりの症状も改善させられる可能性がありますが、長期間放置すると、歯の高さまで変わってしまうことがあります。

このような段階にまでなると、虫歯を治療しても顎やその周りに筋肉への影響は続き、肩こりが取れない可能性があるため、注意してください。

虫歯の放置が食欲不振につながる原因

虫歯の痛みが継続すると、ものをうまく噛めなくなります。
そして、冷たいものや熱いものはしみますし、何を食べても痛く、歯ごたえのないものばかり食べていると、自然に食欲はなくなっていきます。

食欲不振に陥ると、身体が十分な栄養を摂取できず、体力は低下します。
そして、身体の抵抗力が落ちることにより、他の病気にかかってしまうリスクも高くなるでしょう。

よって、ものを噛むのに少しでも支障が出ている時点で、歯科クリニックを訪れなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯の放置は発熱や肩こり、食欲不振などの症状につながる

・体内で虫歯菌を繁殖させないために、身体が体温を上げることで発熱が起こる

・虫歯に伴う偏った噛み方は、顎などの筋肉を疲労させることにつながり、肩こりを引き起こす

・虫歯を放置すると、うまくものが噛めず、食べられるものも限定され、食欲不振に陥る

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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