虫歯のリスクを高める行い・生活習慣を知っておこう

すぐ虫歯になってしまう方は、毎日の歯磨きを怠っていたり、甘いものを食べすぎたりしていることが多いです。
その他にも、ある意外な行動や生活習慣によって、知らず知らずのうちに虫歯のリスクが高まっている可能性があります。

解説しますので、気になる方はぜひ参考にしてください!

食べ物をよく噛まない

虫歯のリスクを高める行動の1つに、“食べ物をよく噛まない”ということが挙げられます。

しっかり食べ物を噛んでから飲み込まないと、唾液が十分に分泌されません。
唾液には、虫歯を再石灰化させる効果や口内を清潔に保とうとする自浄作用、殺菌作用があるため、よく噛むことは虫歯予防の第一歩といえます。

目安としては、たとえ柔らかいものであっても、1口につき20~30回程度は咀嚼することを心掛けましょう。

ちなみに、よく噛むことは虫歯のリスクを下げるだけでなく、以下のメリットにも繋がります。

・健康保持、長寿に繋がる
・食べ物の消化を助ける
・脳への血液量が増え、思考力が向上する
・胃の働きが良くなり、栄養を吸収しやすくなる
・肥満、便秘防止に繋がる など

夜更かし

虫歯のリスクを高める生活習慣としては、“夜更かし”が挙げられます。
こちらも、先ほどの食べ物をよく噛まないことと同様に、唾液量が減る原因の1つです。

夜更かしをすると、身体が十分に休まらず緊張状態を保つことになり、そうなると人は十分な唾液の分泌量を維持できません。

また、夜更かしをする方の中には、深夜にお菓子などを食べ、そのまま歯磨きをせずに眠ってしまう方もいるでしょう。
歯に食べカスが残ったまま眠ると、当然虫歯菌は瞬く間に増加します。

歯医者に行かない

“歯医者に行かない”という行為も、虫歯のリスクを高めてしまいます。

“歯医者=虫歯になったときに行くもの”というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
3~6ヶ月に1回くらいの頻度で定期検診に訪れれば、虫歯のリスクは大幅に下がります。

逆に、何年も歯医者に通わずにいると、自分では見落としがちな汚れが蓄積し、虫歯になったり、かなり進行した状態まで虫歯が見つからなかったりといったリスクが高まります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食べ物をよく噛まないと唾液の量が減り、虫歯のリスクが高まる

・よく噛むことには思考力向上や肥満、便秘防止などのメリットもある

・夜更かしをすると身体が休まらず、唾液量の減少と虫歯のリスク増大に繋がる

・定期的に歯医者に行き、定期検診を受けると虫歯予防、悪化防止に繋がる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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