虫歯を予防する正しい洗口液の使い方をレクチャー!

虫歯を予防するための代表的な習慣といえば、やはり歯磨きが挙げられます。
そして、近年はこちらとあわせて、“洗口液”を使用する方も多くなっています。

皆さんは、この虫歯を予防する洗口液の正しい使い方をご存知でしょうか?

簡単に解説しますので、すでに使用している方も、これからの方も、ぜひ参考にしてください!

洗口液って何?

そもそも、虫歯を予防してくれる洗口液とは、一体どのようなものなのでしょうか?

こちらは、“マウスウォッシュ”とも呼ばれるもので、液体のオーラルケア商品をいいます。
主に口の中を浄化し、爽快感を与えたり、口臭を防いだりするために用いられます。

ちなみに、洗口液は“化粧品”と“医薬部外品”の2種類に分かれていて、後者には以下のような効果も期待できます。

・虫歯の予防
・歯垢沈着の予防
・歯肉炎の予防 など

洗口液はいつ使用すれば良いの?

虫歯予防効果を高めるためには、洗口液を適切なタイミングで使用しなければいけません。
おすすめなのは、食後の歯磨きで歯垢を除去した後ですね。
少しでも口腔内を清潔にした状態で使用すれば、より効果を発揮してくれます。

ちなみに、洗口液を使用した直後は、飲食をしてはいけません。
なぜなら、口腔内を殺菌した後に食べ物を入れてしまうと、再び菌が繁殖しやすい環境になってしまうからです。

ちなみに、洗口液を使用しすぎるのも良くありません。
1日に何度も使用すると、口腔内に必要な常在菌まで死滅させてしまう可能性があります。

口をすすぐ時間はどれくらい?

虫歯予防効果をアップさせるためには、洗口液の使用方法に記載された時間だけ、しっかりすすがなければいけません。

一般的には、20～30秒と記載されているケースが多いですが、この時間は意外と長く、実際はかなり短い時間しかすすいでいない方も多いです。
よって、意識して所定の時間すすぐことを心掛けましょう。

ちなみに、洗口液を使用した後は、吐き出しても口腔内に液が残っている感覚を覚えます。
このとき、水で口をゆすぎたくなる気持ちは理解できますが、効果を持続させるためには、なるべくゆすがないことをおすすめします。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・洗口液は“マウスウォッシュ”とも呼ばれるオーラルケア商品の1つ

・虫歯の他、色素沈着や歯肉炎の予防効果も兼ね備えるのが、医薬部外品の洗口液の特徴

・洗口液は食後、歯磨きをした後に使用するのがおすすめ

・洗口液で口をすすぐときは、所定の時間を守ることを意識しよう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!