赤ちゃんの虫歯を防止するためのポイントについて

赤ちゃんのいるご家庭では、「これから虫歯になったら可哀そう」と、心配している方もいるでしょう。
親御さんがしっかり知識を持っていれば、その心配は少なくなります。

今回は、赤ちゃんの虫歯を防止するためのポイントをいくつかご紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

仕上げ磨きをする

親御さんは赤ちゃんの虫歯を防止するために、“仕上げ磨き”をしてあげましょう。
これは、歯が生え始めたころからできる対策で、最初は夜寝る前に、濡らしたガーゼで歯を拭いてあげるところから始めます。

次に、ある程度お子さんが慣れてきたタイミングで、歯ブラシを使った仕上げ磨きを開始します。
このとき、特に虫歯になりやすい上下の奥歯の噛み合わせ部分、上の前歯はしっかり丁寧に磨いてあげてください。
磨き方としては、毛先を歯の面にまっすぐ当て、軽い力で1ヶ所につき20回ほど、小さく歯ブラシを動かすのがコツです。

ちなみに、赤ちゃんが仕上げ磨きを嫌がらないようにするには、話しかけたり、数を数えたりすると良いでしょう。

家族からの感染を予防する

実は、基本的に赤ちゃんの口の中には虫歯菌が存在しません。
しかし、家族から唾液感染してしまうことで、虫歯のリスクは一気に高まってしまいます。

「家族の唾液が赤ちゃんの口に入ることなんてあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、意外とその機会は多いため、必ず以下のポイントは押さえてください。

・家族が使用したお箸、スプーン、フォーク、コップなどは赤ちゃんに使用させない

・家族が噛み砕いたもの、口で冷ましたものなどを食べさせない

・家族と同じタオルやうがい用のコップを使用させない

・キスをしない

定期検診も忘れずに

赤ちゃんの歯は非常に柔らかいため、一度虫歯菌が口内に入ると、瞬く間に虫歯は進行してしまいます。
よって、必ず定期検診で診てもらいましょう。

特に、1歳7ヶ月~2歳6ヶ月の間は、やわらかく虫歯になりやすい乳歯がどんどん生えてくる時期のため、忘れずに定期検診を受けてください。

ちなみに、定期検診で虫歯が見つかったとしても、初期段階であれば歯磨きを徹底することで治る可能性があります。

この記事のおさらい

今回記事のポイントは以下になります。

・親御さんによるこまめな仕上げ磨きは、赤ちゃんの虫歯を防止するための基本

・家族から赤ちゃんに虫歯菌がうつらないように、食器やタオル等の共有は控える

・赤ちゃんは虫歯の進行が早いため、定期検診で歯の状態を細かくチェックする

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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